「おじいちゃん」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年11月20日
おじいちゃんの敬語表現を見てきましたが、もちろん他の続柄でも敬語表現が存在します。それらも大人のマナーとして必要な知識なので、おじいちゃんの敬語表現と併せて覚えておきましょう。
おばあちゃんの敬語表現
おじいちゃんと同じように、おばあちゃんにも敬語表現があります。おじいちゃんと似たような表現をすることが多いですが、ご紹介します。おじいちゃんと同じように「おばあさま」や「ご祖母様」「祖母君」という敬語表現をします。
使用場面はおじいちゃんと同じで、かしこまった場なのかどうかで使い分けが必要です。やはりお悔やみの言葉などは「ご祖母様」のようなかための表現が適しているでしょう。
兄弟の敬語表現例
兄弟を敬語表現にする際も色々なものがあります。兄の場合、「兄上様」「ご令兄様」「お兄様」というものがあります。特に弔電やお悔やみの言葉の際には「ご令兄様」という敬語表現を使う事が多いです。また弟の場合、「ご弟様」「ご令弟様」「弟様」があります。兄と同じように弔電などの際には「ご令弟様」という敬語表現が多く使われます。
ひいおじいちゃんの敬語表現
おじいちゃんの敬語表現をご紹介しましたが、ひいおじいちゃんにも違った敬語表現が存在します。よくひいおじいちゃんのことを「曾祖父」や「高祖父」と表現することが多いですが、これを基にして敬語表現にします。敬称を付けると「御曾祖父様」といったようになります。おじいちゃんのように呼び方は多くないのですが、覚えておきましょう。
孫の敬語表現
最後に孫の敬語表現についてご紹介します。基本的には「お孫様」「ご令孫様」「御愛孫様」という表現があります。また孫の場合も、冠婚葬祭の場ではかしこまった表現が用いられます。
「ご令息様」や「御愛孫様」などは敬称としても冠婚葬祭向きの表現となり、手紙などでも使用できます。孫という立場上、自分より若い人が対象となる場合も多いですが、年齢は関係なくしっかりと敬語表現を使用しましょう。
マナーに則った敬称を
さて、おじいちゃんから始まり、色んな続柄の敬語表現をご紹介してきました。普段使用している呼び方とは違い、色んな表現があることがわかりました。記事を読んでいただいた方の中にはこんな表現は初めて聞いた、という人もいるのではないでしょうか。また敬語表現を知っていても、複数の呼び方が存在していてどの場面でどの敬称を使用すべきか判断が難しいところです。
しかし大人のマナーとして、失礼のないように敬語表現での呼び方は頭に入れておくべきでしょう。特に弔電や冠婚葬祭の場では、相手に敬意を払う気持ちが大切です。その気持ちをしっかりと伝えるためにも、敬語表現の種類、使用する場面を覚えておきましょう。
初回公開日:2018年02月14日
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