「会いたい」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日：2024年10月03日
ここでは、「会いたい」の敬語表現するときの例文について「挨拶での使用例」「アポイントでの使用例」「願望での使用例」について紹介します。
挨拶での使用例は？
「会いたい」の敬語は、挨拶の一部でも使用することができます。実際に会った人にいうことはありませんが、電話やメールなど実際に会ってない人には、挨拶としても使用されます。
・はじめまして、○○と申します。△□様のお噂はかねがねお聞きしております。本日はお話できて光栄です。今度ぜひお目にかかりたいです。
電話での例文です。初めて電話で話をする挨拶のあと、今度会いたいという挨拶の例です。
・いつもメールで失礼させていただきます。機会があれば実際にお目にかかりたいです。
メールでの例文です。挨拶のあと、今度会いたいという挨拶の例です。
アポイントでの使用例は？
「会いたい」の敬語表現は、ビジネスではアポイントを取るときにも使用します。
・新しいプロジェクトの詳細を打ち合わせたいのでお目にかかりたいのですがいつごろがご都合よろしいでしょうか。
日程の打ち合わせのアポイントの例です。会いたいという意思表示をするとともに相手の都合を聞いている敬語表現です。
・本日17時にお約束していただいています。〇〇株式会社の××と申します。▽▽部長にお目にかかりたいのですがお取次ぎお願いします。
既にアポイント済みのお客様の会社へ訪問して受付で取次を依頼している敬語表現です。
願望での使用例は？
「会いたい」の敬語表現は、会いたいけど実際に会うのが難しい願望でも使用します。
・アメリカのハリウッドスターに一目だけでもお会いしたいです。
外国のスターに会いたいという願望を敬語で表現しています。
・お亡くなりになる前にもう一度お会いしたかったです。
亡くなった人にもう一度会いたかったことを敬語で表現しています。
「会いたい」の別の敬語表現例は？
「会いたい」の別の敬語表現例は、「ご一緒したい」です。「一緒に行動したい」という意味で「会いたい」の意味でもよく使用されます。謙譲語で「ご一緒させてください」「ご一緒したい」と表現します。
「会いたい」に対する敬語での返事の仕方
相手からの「会いたい」に対する返事の仕方は、詐欺メールなどの悪意の内容は別ですが、基本的に無視やスルーはやってはいけない行為で、必ず返事をするのがマナーです。また、断りづらいからといって、あいまいなままにしておくのも後々業務に支障が出る場合もあります。
断るのは相手の気持ちを考えると躊躇しますし勇気がいりますが、断りたい場合ははっきりと断る意思を相手に伝えましょう。断る場合は、相手を気遣い言い回しに注意しながらもきっぱりと相手に誤解されないように断りましょう。
断る場合は？
断る場合には、相手との関係、相手の気持ちや立場を考慮して断ります。「お断りします」「お受けすることはできません」「ご遠慮申し上げます」「お気持ちだけ頂戴します」「どうぞご勘弁ください」が一般的ですが、どの表現が一番いいかを考えてあとにしこりが残らないように慎重に選んで返事します。
受ける場合は？
受ける場合も、相手との関係、相手の気持ちや立場、相手の居る場所を考慮します。単なる社交辞令か、実際に会いたいのかを見分けられないと後で思わぬ恥をかいたりします。単なる社交辞令の時は、「わたしもお目にかかりたいです」くらいで十分です。
実際に会いたい場合は、例として「ありがとうございます。わたしもぜひ一度お目にかかりたいと思っていました」「光栄です。ぜひおめにかかりたいです。その節は、よろしくお願いします」があります。
「会いたい」を想いを込めて使おう
「会いたい」は、相手への気持ちを告げる非常に積極的な言葉です。言われない方も言われる方も前向きな気持ちになれます。「会いたい」を敬語表現すると積極的な気持ちにさらに相手への敬意が加わります。正しい敬語表現をして相手に「会いたい」気持ちを込めて「会いたい」の敬語を使いましょう。
初回公開日：2018年02月23日
記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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