「でも」の敬語表現・でもの使い方と例文・別の敬語表現例

メールでの使い方

ビジネスメールは書きことばと話しことばの中間くらいのことば使いで書くことが多いですが、メールで「でも」を使うことはあまりおすすめできません。「でも」ということばは少し稚拙な印象を与えかねないことばですし、それを文字にして表すと余計その印象が強くなってしまいます。

そのため、メールで「でも」を使いたいような場合は、ほかの敬語のことば使いに合う別の表現をするようにしましょう。あとで「でも」のほかの表現方法についてもふれるので、そちらをぜひ参考にしてください。

「でも」を敬語表現するときの例文

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敬語のなかで「でも」を使うときはその言い方に注意しましょう。ことば使いはもちろんですが、口調にも注意が必要です。

敬語とともに「でも」を使うとすれば、たとえば上司などと仕事の打ち合わせをしているときに「でも、こちらのほうが良さそうですね」などと言うことができます。ビジネスの場と言えども、少し打ち解けた関係であれば、「でも」ということばを用いてもあまり違和感がありません。

とはいえ、やはり社外の取引先などと話をする際は「でも」よりも「しかし」といったよりあらたまった場にふさわしい言い回しをするほうがいいでしょう。失礼があった場合、謝ればどうにかなるような間柄でない人物に対しては、細心の注意を払って丁寧なことば使いをするべきです。

「でも」の別の敬語表現例

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「でも」を別の言い方にするとすれば、「確かにそうですが」などほかのことばに逆説的な意味合いを加味して伝えるという方法もあります。ほかのことばがクッション代わりになり、「でも」と言った場合に比べて否定的な意味合いや稚拙な印象が薄まります。

「でも」の類語の敬語表現

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「でも」は別の逆説的な意味をもつことばに言い換えることもできます。ほかのことばに言い換えたほうが、敬語としてふさわしい場合も多いため、ビジネスの場ではこちらの言い方をすることをおすすめします。

しかし

「しかし」は「でも」よりあらたまった雰囲気が出る逆説表現です。目上の人と話すときやよりあらたまった場で会話をするときは、きちんとした敬語と合わせて「しかし」を使うといいでしょう。

それでも

「それでも」は相手の発言を少し認めたうえでの否定であるため、「でも」や「しかし」よりも柔らかい表現になります。敬語と合わせて使っても違和感がない言い回しであるため、上手に使いこなせるようになると便利なことばです。

敬語で上手に「でも」を表現しよう

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敬語を使って話をするような場面では、「でも」という言い回しはふさわしくないことが多いです。「でも」を使うのは、ビジネスの場でもより親密度が高い相手に限定するようにしましょう。

「でも」という表現は、より敬語に合わせやすいほかの逆説表現で言い換えることが可能です。きちんとした敬語を使うためには、このような接続詞にあたることばもそれににあった表現をすべきです。

敬語は使い方が難しいですが、まわりの社会人の先輩や取引相手と実際に話しながら徐々に修得していけば問題ありません。敬語は相手へ誠意を伝えるための「道具」であるため、ことば使いとともに態度でも気持ちを伝えられるよう気をつけましょう。