「わざわざありがとう」は敬語表現?正しい意味と言い換えについても紹介
更新日:2024年10月12日
「お忙しい中ありがとうございます」
「わざわざ」に代わる表現として「お忙しい中」もしくは「お忙しいところ」もあります。この場合は文字の通り、「忙しい中で私のためにしていただいて感謝しています」ということを伝える言葉になります。
「忙しい」に尊敬を表す接頭語の「お」を付けて、目上の人に対する尊敬語、または丁寧語のように使うことができます。口頭だけでなく、メールの文面でも問題なく使用することができますので、覚えておくと良いでしょう。
「ご丁寧にありがとうございます」
「わざわざありがとう」は「丁寧にありがとうございます」に言い換えることができます。さらに、「丁寧」をより尊敬語表見にして「ご丁寧にありがとうございます」とすれば、目上の方を相手にする際の言い回しとして適切となります。
「ご丁寧に」と言い換えることで、「わざわざ」から感じる嫌味や皮肉的なニュアンスを与えることなく、感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。
反対に、相手が親しい間柄であった場合に「ご丁寧にありがとうございます」などという言い回しをすると、逆に嫌味や皮肉のように受け取られてしまうこともあります。相手との関係を考えて使い分けるようにしましょう。
相手に誠意を伝えるため「わざわざありがとう」を正しく使用しましょう!
「わざわざありがとう」は敬語表現にすると「わざわざありがとうございます」になります。「わざわざありがとうございます」は正しい敬語表現なので使っても問題ありません。
しかし「わざわざ」は皮肉っぽいニュアンスの言い回しにも使う言葉です。「わざわざありがとう」を使う時には「誠に」「本当に」「ご面倒だったでしょう」「嬉しいです」などの「ありがとう」の意味を強調する他の敬語も言い添えましょう。
「わざわざありがとう」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。
初回公開日:2018年02月15日
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