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「あった」の敬語表現・あったの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年08月05日

「あった」と読む敬語はいくつご存知ですか。「あった」と同じ読み方であっても、敬語はそれぞれ違います。敬語にも種類があります。丁寧語、謙譲語、尊敬語はどのシーンで使うのが相応しいでしょうか。「合った」「会った」を中心に敬語をご紹介します。

「あった」の敬語表現

「あった」と読む言葉はいくつかあります。「あった」と読む言葉は、どれも同じ敬語を使うのでしょうか。

敬語の種類

敬語にはいくつかの種類があります。3つに分けると「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」になります。「尊敬語」は相手に敬意を表す敬語で、「謙譲語」は自分をへりくだる敬語、「丁寧語」は丁寧にいう敬語です。

「合った」の意味

「合った」は「合う」の過去形です。意味は次のようになります

①2つ以上のものがくっつく
②調和する、適合する
③2つのものが合致する
④基準と一致する
⑤それをするに見合う
⑥(動詞の連用形に付いて)互いに助け合ってする、一緒になる

「合った」の敬語

「合った」の敬語を「丁寧語」「謙譲語」「尊敬語」の順で見てみましょう。

丁寧語

丁寧語はシンプルに「です・ます」を付けるだけです。現在形の「合う」に「ます」を付けると「合います」になります。過去形では「合いました」の丁寧語になります。

謙譲語

「合った」は人が介入していません。「合わせた」の場合は人が介入して「合わせる」という行為の後に「合う」という状態の変化が起こります。「合った」は「ピッタリ合った、くっ付いた」という状態を説明した言葉に過ぎません。

謙譲語は話し手がへりくだることで相手の位置を高める効果があります。「合った」という状態に対して話し手は何もしておらず、聞き手側も関与していません。何かしら行動を起こしていたとしても「合った」の言葉には、そのような状況が含まれていません。

尊敬語

「合った」の言葉は、何かがあった後に結果として「合った」ことを意味しています。話し手や聞き手の行為は「合った」の言葉から読み取れません。尊敬するためには対象となる行為が必要です。「合わせた」わけではなく「合った」という状態に、尊敬できる行為はありません。

「会った」の意味

「会った」は「会う」の過去形です。意味は次のようになります。

①ある場所で対面する、互いに見合わせて認識する
②向かう、対する
③たまたま出くわす

「会った」の敬語

「会った」の敬語を「丁寧語」「謙譲語」「尊敬語」の順で見ていきましょう。

「会った」の言い換え

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初回公開日:2018年02月14日

記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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