「悲しい」の敬語表現・悲しいの使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年08月17日
メールでの使い方
メールで「悲しい」を敬語として表す場合、口語と同じように「悲しく思います」や「遺憾に思います」「憂いております」などを使用することができます。具体的に何に悲しみを感じているのかを前文に置いてから表現するようにしましょう。
もっと具体的に悲しみを表現したいときは、「寂しい」や「辛い」と言ったように、具体性のある悲しみの表現を使用しても構いません。「上司の〇〇さんが退職してしまい、寂しさを感じております」と言ったように、「悲しい」を具体的に表現できれば、文章中でも相手にもさらに伝わりやすくなります。
悲しいは別の敬語でどう表現する?
「悲しい」と言う言葉は色々な言葉に置き換えて表現できます。例えば「哀しい 」「切ない」「辛い」「心痛い」「物悲しい」「うら悲しい」「やるせない」「やりきれない」胸が締め付けられるような」「悲しくて堪らない」など、他にも数多く悲しさを表現する言葉は存在しています。
これらを敬語的表現になおせば、公式の場やビジネスの場でもしっかりと使用できる敬語として役立てる事ができます。「〜と思います」「〜と存じます」「〜と拝察します」とつなげる事ができれば、簡単に尊敬語・謙譲語として使用する事が可能になります。
悲しいを敬語表現するときの例文
悲しいを敬語表現として使用する場合、ビジネスの場などで使用される事が多くなるでしょう。例えば、取引先との契約の間で両者のすれ違いがあったり、顧客との間でトラブルがあった場合に使われる事が多くなります。
この場合、「お客様(取引先)の期待に応えられず、誠に悲しく存じます(遺憾に思います」などのように「悲しい」と言う表現は使用されます。特に悲しさを表現する言葉の前に「誠に」や「大変」「非常に」と言う言葉を置き、こちら側がいかに申し訳なく、悲しく思っているのかを表現する方法が多く用いられています。
悲しい気持ちを的確に敬語で表現しよう!
悲しいと言う気持ちや態度を敬語で表現することは非常に難しいです。敬語は時として非情で無感情な感覚を連れ込んでしまうため、なかなか自分の気持ちを敬語で伝えるのは難しいでしょう。抑揚の見えない文章ならなおさらです。自分の悲しいと言う気持ちを伝えるには、巧みな言葉選びが必要になってきます。
しかし悲しいと言う気持ちを伝えるのは大事なことです。ビジネスの場や公の場であってもそれは変わりません。敬語で伝えるのは非常に難しく、自分の語彙力が試される行為ですが、相手に自分の気持ちをはっきり伝えるためにも、「悲しい」と言う言葉の敬語表現を覚えていきましょう。
初回公開日:2018年02月10日
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