「勉強させていただきます」の使い方・敬語の種類・別の敬語表現
更新日:2024年06月10日
敬語「勉強させていただきます」の意味
社会にでると敬語の使い方でつまずく方がとても多いです。敬語とおもって使っていると実は勘違いの敬語で相手を敬えていなかったなんてこともあります。日本語は相手に対して自分の立場で同じ意味であっても言葉が変化します。これは日本独特の文化からできた習慣であり、外国語にはあまりみうけられません。
日本人であっても使いわけが難しい敬語の表現のなかでも、「勉強させていただきます」という表現についてご紹介いたしますので、ぜひともご参考にしていただけましたら幸いです。「勉強させていただきます」をうまく使いわけるととてもコミュニケーション力があがり、とても便利な言葉です。
意味
「勉強させていただきます」の意味は、とても難しいことですが努力しますという意味になります。困難なことでも勉強してできるようにがんばるといった意味を持っているので、今はできなくても勉強することによってできるようになりたいという意思をあらわす場合の敬語の表現になります。
なので、敬語を使うべき目上の人に対して、今はできないことがあった場合など「勉強させていただきます」という表現はとても使いやすく前向きさをあらわすのでよい印象にとらえられることが多いです。
勉強になりました
何かを教えていただいたり、拝見して自分のためになったときなどは、「勉強させていただきます」の過去形として「勉強になりました」という言い方を使うこともとても多いです。「勉強になりました」という言い方も敬語の1つなので目上に方に使うことができます。
いろんなシチュエーションで使われることが多いので、一度は耳にしたことがある言い方です。敬語を意識しすぎると「勉強させていただきました」という言い方になる場合もありますが、させていただくという言い方は相手に許可をとる際に使いますので「勉強させていただきます」に対しては不必要な言い方です。
敬語「勉強させていただきます」の使い方
目上の人に対して敬語を使うことは当たり前ですが、「勉強させていただきます」という言い方を使うシチュエーションとはどのようなシーンがあるのでしょうか。
実際に「勉強させていただきます」の使い方をご紹介しますので、ぜひともご参考にしていただけましたら幸いです。敬語は使い方を誤ると相手を不愉快な気分にさせてしまうことがあるので、充分に注意して使いましょう。
敬語の種類
敬語の種類は、丁寧語、尊敬語、謙譲語があります。敬語の使い方は相手と自分の立場で変化します。関係性がとても重要なのでまずはそこから区別するようにしましょう。普段から当たりまえに使っている敬語も実は間違えているということもあります。
コミュニケーションは雰囲気がとても大切なので、敬語を間違って使っていても雰囲気がよければ相手を不愉快にしないこともあります。しかし、社会人になれば敬語をきちんと使えることはプロフェッショナルとして当然のことです。
使い方
敬語で「勉強させていただきます」という使うシチュエーションはたくさんあります。例えば、商談のなかで今回は相手の希望に添えず、見送られてしまったときにも最後に「勉強させていただきます」と次回には期待にそえるように努力しますという意思を見せることはとても大切です。
その他にも上司に指導を受けているときや、あらゆるシチュエーションで「勉強させていただきます」はとても万能に使うことができます。
ビジネスでの使い方
ビジネスのなかでの「勉強させていただきます」という言い方は、見積もり段階で使うことがとても多いです。提示した金額に対し、ネゴシエーションをされたときに「勉強をさせていただきます」と使います。
このときの意味としては、価格をさげることはとても困難なことですが、できるかどうか調整してみますという意味になります。相手がお客様や目上の人に対して敬語でこたえる必要があります。価格があわないと断られたときには、自ら「勉強させてください」と再挑戦する意思をみせることもできます。
上司に使っても良いのか
「勉強させていただきます」とは敬語の一環なので、目上の人である上司に使うことができます。むしろ、上司に対して使う言い方としては「勉強させていただきます」というシチュエーションはとても多いのでないでしょうか。
上司とのコミュニケーションをはかるにも「勉強させていただきます」という敬語表現は覚えておくべき言い方の1つです。
敬語「勉強させていただきます」の例文
初回公開日:2018年02月20日
記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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