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「入る」の敬語表現・入るの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年08月27日

「入る」は、よく使用する言葉で、わたしたちにとって身近な言葉ですね。「入る」の敬語表現は、「入る」の意味が幅広く言い換え表現する言葉もあって間違えやすく使い方が難しい敬語です。この記事では、「入る」の敬語表現について紹介します。

「入る」の敬語表現は?

「入る」は、「はいる」と読む場合と「いる」と読む場合の二種類の読み方があります。「はいる」と読む場合の意味は、人や物がある場所・範囲・状態などに移ることで「お風呂に入る」や「部屋に入る」など日常生活に密着した言葉のひとつです。また、「仏門に入る」「話が佳境に入る」など対象が物でなく抽象的な場合もあります。

「いる」と読む場合の意味は、動詞の連用形と一緒に使用してその動詞の行為をより強める意味で使用します。「ぐっすり寝入る」や「恐れ入る」という使い方です。ここでは、「入る」の敬語表現について紹介します。

尊敬語は?

「入る」の尊敬語は、「入られます」や「お入りになる」です。読み方は、「入る」のときの読み方に合わせます。

丁寧語は?

「入る」の丁寧語は、「入ります」です。

「入る」の敬語での使い方は?

「入る」の敬語での使い方について紹介します。読み方は、「入る」のときの読み方に合わせます。

敬語の種類は?

「入る」の尊敬語は、「入られます」や「お入りになります」です。「入る」の丁寧語は、「入ります」です。「入る」の謙譲語は、「お入りします」「入らせていただきます」です。

使い方は?

「入る」の尊敬語は、目上の人のすることに対して使用します。「入る」の丁寧語は、目上の人と話すときなどで敬語で話すときに、丁寧な言葉で話相手に敬意を表します。第三者のことをいう場合に使用します。「入る」の謙譲語は、目上の人に対して、自分の行為をへりくだることにより相手に敬意を表します。

「入る」の敬語を使用する場合に注意しなければいけないのは、相手の身に起こったことでも敬語を使ってはいけないケースがあります。例をあげると、「昨日、空き巣がお入りになられたそうで大変でございましたね」と使うのは、間違いです。

相手の身に起こったことでも、この場合入ったのは、「空き巣」のしたことです。悪い「空き巣」のしたことを「お入りになられた」と表現するのは、明らかにおかしいです。悪い感情を表す語とか俗語は敬意の必要はなく、このような場合は、敬語は、不要です。

メールでの使い方は?

ビジネスのメールにおいては、基本的に敬語です。「入る」の尊敬語は、「入られます」や「お入りになります」です。「入る」の丁寧語は、「入ります」です。「入る」の謙譲語は、「お入りします」「入らせていただきます」です。「入る」は、意味が多岐に渡り、尊敬語と丁寧語・謙譲語の使い分け方が難しいので間違えないように送信前に何度も読み直しましょう。

コピペミス、誤変換、句読点の位置の間違いなどにも気をつけます。送信してから間違いに気づいた場合は、すぐに訂正のメールを送ります

バイトシフトでの使い方は?

「入る」は、外食系などのシフト制のバイトシフトでも使われます。バイトシフトでの使い方は、バイトの予定が入ることを「シフトが入る」といいます。これからバイトの予定を入れることを「シフトに入る」といいます。

次のページ:「入る」を敬語表現するときの例文は?

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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