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「入る」の敬語表現・入るの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年08月27日

「入る」は、よく使用する言葉で、わたしたちにとって身近な言葉ですね。「入る」の敬語表現は、「入る」の意味が幅広く言い換え表現する言葉もあって間違えやすく使い方が難しい敬語です。この記事では、「入る」の敬語表現について紹介します。

「入る」を敬語表現するときの例文は?

「入る」の敬語表現する場胃合の例文を紹介します。

「入られます」は?

「入られます」は、「入る」の尊敬語のひとつです。尊敬語は、目上の人に敬意を表わすときに使用します。「入られます」の過去形は、「入られました」です。

・部長がこれから会議室に入られます。

部長が会議室へこれから入る様子を敬語表現した尊敬語です。社内では、この表現の例ですが、社外の人へ伝える場合は、「部長がこれから会議室へお入りします」「部長がこれから会議室へ入らせていただきます」などの謙譲語で表現します。

・お客様が館内に入られました。

お客様が入館したことを敬語表現した尊敬語です。

「お入りになります」は?

「お入りになります」は、「入る」の尊敬語のひとつです。尊敬語は、目上の人に敬意を表わすときに使用します。「お入りになります」は、「入られます」の過去形は、「お入りになりました」です。

・お部屋の用意できましたがお入りになりますか。

お客様を部屋に案内する用意ができたので部屋に入るかを尋ねていることを敬語表現した尊敬語です。

・今日から公開の映画に大勢のお客様がお入りになりました。

映画公開初日に大勢のお客さんが入ったことを敬語表現した尊敬語です。

「入ります」は?

「入ります」は、「入る」の丁寧語です。丁寧語は、相手に敬意を表して話すときに使用します。「入ります」の過去形は、「入りました」です。

・もう遅いので寝室に入ります。

遅い時間なので寝室に入ることを敬語表現した丁寧語です。

・わたしは今度仏門に入ります。

仏門に入ることを宣言したことを敬語表現した丁寧語です。

「お入りします」は?

「お入りします」は、「入る」の謙譲語です。謙譲語は、目上の人に対して、自分の行為をへりくだることにより相手に敬意を表します。「お入りします」の過去形は「お入りしました」です。

・これより貴社の事務所にお入りします。

これからお客さんの会社の事務所に入ることを敬語表現した謙譲語です。

・受付の手続き終了次第お入りします。

手続きが終わり次第入ることを敬語表現した謙譲語です。

「入らせていただきます」は?

「入らせていただきます」は、「入る」の謙譲語です。謙譲語は、目上の人に対して、自分の行為をへりくだることにより相手に敬意を表します。「入らせていただきます」の過去形は「入らせていただきました」です。

・これより施設へ入らせていただきます。

これからお客さんの施設に入ることを敬語表現した謙譲語です。

・ご不在でしたので受付の許可を得て入らせていただきました。

不在だったので受付の許可を得て入ったことを敬語表現した謙譲語です。

「入る」の別の敬語表現例は?

「入る」の行動は、「入〇」と〇の部分に行動の文字を入れて名詞に置き換えることができます。「部屋に入る」は、「入室」で敬語表現は、尊敬語は「入室される」丁寧語は「入室します」謙譲語が「ご入室します」「入室させていただきます」です。

同じ例で、「お風呂に入る」は、「入浴」の表現ができます。「入浴」の敬語表現は、尊敬語は「入浴される」丁寧語は「入浴します」謙譲語が「ご入浴します」「入浴させていただきます」です。

「入〇」以外の別の敬語表現例も紹介します。「トイレに入る」を別の敬語表現すると、尊敬語は「用を足される」丁寧語は「用を足します」謙譲語では、「用足しにいってきます」「用を足させていただきます」です。「嫁に入る」を別の敬語表現すると、尊敬語は「嫁がれる」丁寧語が「嫁ぎます」謙譲語では、「嫁がせていただきます」になります。

「入る」の類語の敬語表現は?

「入る」の類語の敬語表現として「立ち入る」「潜り込む」「入れる」の敬語表現を紹介します。

「立ち入る」は?

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初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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