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「連絡をもらう」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年03月17日

「連絡をもらう」という言葉を敬語で使ったことはありますか。スマホや携帯電話が普及した現代では電話は多くの人が使用している連絡手段です。今回は電話を利用する方は使うことが多い「連絡をもらう」の敬語表現や敬語を使った例文などをご説明します。

「連絡をもらう」の敬語表現

携帯電話やスマホが普及した現代では電話はビジネスシーンだけではなく、日常生活でも大切な連絡手段です。昔は一家に一台固定電話がありましたが、現代では固定電話を持つ家は少なくスマホを利用している方が多くなっています。若い方はもちろん、高齢者専用のスマホもあるように幅広い年代が利用しています。

そんな電話ですが、「連絡をもらう」場合にはどういった敬語表現になるのでしょうか。またどのような使い方をするのでしょうか。例文と合わせて状況などによる使い分けについてご紹介します。

謙譲語

「連絡をもらう」を謙譲語に直すと、「ご連絡をいただく」になります。「いただく」は「もらう」の謙譲語です。「連絡をもらう」の「もらう」部分だけを敬語表現にするだけでは丁寧さが足りないので、「連絡」の前に「ご」をつけましょう。「ご連絡をいただけますでしょうか」などと使うことができます。

「連絡をもらう」を敬語に直すときに「ご連絡をくださる」を使う方もいますが、「ご連絡いただく」を使う人の方が多いです。「くださる」は「くれる」の敬語表現になります。しかし、「ご連絡くださいますようお願い申し上げます」もよく聞く敬語表現なので間違いではありません。

「連絡をもらう」の敬語での使い方

「連絡をもらう」という言葉は、連絡をしてもらうようにお願いをすることを表現するので言葉を間違えてしまえば偉そうに聞こえたり、失礼に当たったりしますので注意しましょう。「連絡をもらう」という言葉を使うときは、こちら側か聞きたいことがある場合や、なにか話したいことがあるときが多いです。

相手に「連絡をもらう」という手間をかけることになるので丁寧に伝えることが大切です。頼みごとをされる場合、雑な頼み方よりも丁寧な言葉遣いでお願される方が快く引き受けられます。相手が「連絡をしたい」と思ってもらえるように正しい敬語表現を覚えましょう。

敬語の種類

敬語は大きく分けて3種類あります。物事を丁寧に伝える丁寧語、相手に敬意を表す尊敬語、自分や自分の身内についてへりくだって伝える謙譲語の3種類です。どれも敬語表現で丁寧な言葉遣いになります。しかし、状況や相手によって使い分ける必要があります。同じ意味合いでも丁寧のレベルが変わってきます。

敬語は大きく分けると3種類ですが、細かく分ける場合は5種類になります。上記の3種類と「申す」や「参る」などの丁重語とものごとを美化して伝える美化語の5種類になります。美化語は皆さんも馴染み深い言葉です。言葉の前に「お」や「ご」がつくのが特徴です。「お酒」や「ご祝儀」などがあります。

メールでの使い方

メールは現代で電話と同じくらい重要な連絡方法です。プライベートでは電話は全くしないけどメールは頻繁にするという方も多くいます。敬語はメールでも使うことが多く、お客様や取引先などとの連絡手段にメールを利用している会社も多いです。メールは何度も確認してから送ることができるので、落ち着いて要件など相手に伝えることができます。

また、メールは電話と違い残るので日時や場所などを伝える際にも便利です。後日確認したい場合でも相手に連絡せずに確認することができます。その反面、相手に送ってしまうと残るので文章や打ち間違いなどに注意しましょう。

メールで敬語を使う場合には、誤字脱字などの打ち間違いや敬語が重なる二重敬語に気をつけましょう。文章を打ち終えたら脳内だけではなく声に出して読み上げることで間違いに気づける場合もあるのでおすすめです。

「連絡をもらう」の敬語表現をするときの例文

「連絡をもらう」を敬語表現をする場合は「ご連絡をいただく」や「ご連絡をくださる」を使う場合が多いです。どちらも間違いではないですが、「ご連絡をいただく」を使う方が多く「ご連絡をくださる」を敬意が低いと感じる方もいるため、「連絡をもらう」を敬語表現にする場合には「ご連絡をいただく」を使うことをおすすめします。

「ご連絡をいただけますでしょうか」や「ご連絡をいただけると幸いです」などと使います。どちらも「連絡をもらう」を相手に頼んでいますが丁寧な言葉遣いなので嫌な気持ちにはならないでしょう。さまざまな敬語表現があるので状況や相手によって使い分けましょう。

「連絡をもらう」の別の敬語表現例

「連絡をもらう」にはさまざまな敬語表現があります。よく使う「ご連絡いただく」や「ご連絡くださる」の他にも「ご連絡お待ちしております」や「お知らせください」などがあります。どの言葉も「連絡をもらう」という言葉を元に言い方を変えて、相手に失礼のないように丁寧な言葉遣いになっています。

「ご連絡お待ちしております」と「お知らせください」の2つの敬語表現の例文と使い方についてご説明します。

ご連絡お待ちしております

「ご連絡お待ちしております」は「連絡をもらう」という言葉の敬語表現として正しい使い方です。「連絡をもらう」というよりは「連絡を待つ」という意味合いが強いです。間違えやすいのが「ご」が抜けた「連絡お待ちしております」や「お」が抜けた「ご連絡待っています」などです。メールでの誤字脱字に注意が必要です。

「ご連絡お待ちしております」より丁寧に伝えたい場合は「ご連絡お待ちいたしております」や「ご連絡いただけると幸いです」を使うと良いでしょう。

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初回公開日:2018年02月21日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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