「誘ってください」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年10月07日
ご一緒しませんか
相手が主催者ではないような集まりに、「また一緒に行こう」と伝える場面では「誘ってください」と言っても良いですが「ご一緒しましょう」「ご一緒しませんか」などの表現を使う場合もあります。
「また飲み会があったらご一緒しましょう」「またこんな会を開かれることがあったら、次もご一緒しませんか」などの使い方をします。
また行きましょう
自分が招いた相手や、自分が主催者だった集まりの場合は「また会いたいので次は相手から誘って欲しい」という気持ちになったとしても、「誘ってください」というのはやや不自然です。そのような場面では「またお越しください」「また行きましょう」「またお誘いします」などの伝え方をします。
声を掛けてください
「誘って」というのは非常に親しげなニュアンスのある表現です。同僚や友人、部下などに「誘ってください」というのは問題ありません。
しかし目上の人に使うのは、失礼にあたるというわけではありませんが、ためらわれる場面が多いと言えます。知り合ったばかりの相手に「誘ってください」と言うのも同様にためらわれる場面もあると考えられます。
「誘ってください」が親しげすぎる、という場合には「声を掛けてください」という表現を使います。「またこういう集まりがあれば、声を掛けてください」「きょうはありがとうございました。お茶会を開かれるときにはまたぜひ声をかけてください」などの使い方をします。
「誘ってください」と言われたときの返事
「誘ってください」と言われたときには「ええ。また誘います」「またぜひご一緒しましょう」などの返答をするのが一般的です。
「また誘います」をより丁寧な敬語で言うと「またお誘いします」になります。「誘ってください」への敬語での返事をいくつかご紹介します。
ええ。ぜひまたご一緒しましょう
「また誘ってください」と言われた場合、「次の予定を今決める必要はないけれど、また誘うつもりだ」という気持ちを伝えたい場合は「ええ。ぜひ」「嬉しいです。またご一緒しましょう」などの返答をするのが一般的です。
「また誘ってください」と言われて、「またぜひ一緒に楽しい時間を過ごしたい」と思っている、という気持ちを相手に伝えたい場合は「また、ぜひ」「ええ、ぜひ。またご一緒しましょう」などの返事をします。「ぜひ。またお誘いいたします」などの返答をする場合もあります。
もちろんです
「行けなくて申し訳ありません。また誘ってください」「今日は都合が悪いのですが、機会があればまた誘っていただけますか」などの言葉に対して敬語で返事をする場合は「もちろんです」などの言い方をする場合が多いです。
「今日は楽しかったです。また誘っていただけますか」などの言葉に対しても「もちろんです」と答えると、「また誘いたいという気持ちがあるのだ」ということが相手に伝わります。
お誘いしますのでご予定を教えてください
「誘ってください」という言葉に対しては「ぜひまた楽しい時間を一緒に過ごしたいと思っている」「もちろん、また誘うつもりだ」というような気持を伝える、という場合が多いですが、近々に次に誘えそうな予定がある場合は相手の予定を聞いてもよいです。
「次は六月に集まろうと思っています。お誘いしますので、ご予定を教えていただけますか」「来月も同じメンバーで飲みに行く予定なんですが、お誘いしてもよいでしょうか。ご予定をお伺いできますか」などの使い方をします。
「誘ってください」の敬語表現を使いこなそう!
「誘ってください」は丁寧語です。謙譲語の形で敬語にすると「誘っていただきたい」になります。「誘っていただけますか」「誘っていただけたらと存じます」などの使い方をする場合もあります。
目上の人に対してや、あまり親し気な表現を使うのはためらわれるという相手に「誘って欲しい」という気持ちを伝える場合は「声をかけてください」という表現を使います。
「またこのような機会がありましたら、ぜひ声を掛けてください」「また集まる機会がありましたら声を掛けてください」などの使い方をします。
「誘ってください」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。
初回公開日:2018年02月23日
記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。