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「楽しむ」の敬語表現・楽しむの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年09月07日

「楽しむ」は使う場面によって「楽しんでいます」「楽しませていただいています」あるいは「楽しんでいらっしゃいますか」「お楽しみいただいておりますか」など、いろいろな形の敬語表現をします。「楽しむ」の敬語表現を例文を交えてご紹介いたします。

「楽しむ」の別の敬語表現例

「楽しむ」は、「今日は映画を楽しむ」などの主観的な文章で使うことが多い表現です。会話で使う場合には「楽しんでください」「楽しんでいますか」などの敬語表現を使います。

楽しんでください

「楽しんでください」は、何かを企画した主催者が招待した人に対して使うことが多い表現です。

「本日はお越しくださいまして誠にありがとうございます。どうぞ、ごゆっくり楽しんで行ってください」などの使い方をします。

楽しんでいますか

「楽しむことができているか」と相手に尋ねるときには「楽しんでいますか」「楽しんでいらっしゃいますか」などの敬語表現を使います。

「楽しんでいらっしゃいますか」「こういうところは慣れていないので、困ってしまって」などの使い方をします。

「楽しむことができたか」と相手に尋ねるときには「楽しまれましたか」という敬語表現を使います。「ご旅行、楽しまれましたか」などの使い方をします。

楽しんでいます

「楽しんでいる」の丁寧語は「楽しんでいます」です。謙譲語は「楽しませていただいている」になります。

「楽しんでいらっしゃいますか」「ええ。楽しんでいます。ありがとう」「ご旅行、楽しまれましたか」「楽しませていただきました」「それはよかったです」などの使い方をします。

「楽しむ」の類語の敬語表現

「楽しむ」には、似通った表現が多数あります。「寛ぐ」「落ち着く」「歓談する」などです。それぞれの敬語表現をご紹介します。

寛ぐ

「寛ぐ」は「くつろぐ」と読みます。「楽しむ」と似通った意味ですが「楽しむ」よりもゆったりと落ち着いて楽しむ、というニュアンスがあります。家に招いたときなどには「楽しんでください」ではなく「くつろいでください」と伝えた方が自然な場面が多いです。

「狭い所ですが、どうぞゆっくり寛いでください」「お茶を入れて参りますので、寛いでいらしてください」などの使い方をします。

「寛いでください」はよく使われますが、「寛ぎました」などの言い回しは一般的ではありません。「寛いでください」と言われた場合は「寛ぎます」ではなく、「ありがとうございます」と答えるのが一般的です。

落ち着く

相手が直前まで悪い状態になっていて、今は少し持ち直している様子だ、という場合は「楽しんでいますか」ではなく「落ち着きましたか」と言った方が自然です。

「落ち着きましたか」「ええ。少し横になったら楽になりました」などの使い方をします。

自分が、「今は楽しいが、直前まで悪い状態になっていた」という場面でも「落ち着いた」を使います。「体調を崩したと伺いましたが、もうよろしいんですか」「ええ。落ち着きました」などの使い方をします。

歓談

「楽しくおしゃべりしていて」と伝える場面では「おしゃべりを楽しんでください」ではなく、「ご歓談ください」などの使え方をすることが多いです。

「ご歓談中のところ恐れ入ります」「どうぞご歓談をお楽しみください」などの使い方をします。

「お楽しみいただいておりますか」への敬語での返事

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初回公開日:2018年02月25日

記載されている内容は2018年02月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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