「どう思いますか」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年08月14日
「どう思いますか」を敬語表現するときの例文
「どう思いますか」の敬語表現についていろいろ取り上げてきましたが、ここでは「どう思いますか」の敬語表現を使った例文をご紹介していきます。
丁寧語「どう思いますか」の使用例です。
「昨日の衣装どう思いましたか」
「会場の温度どう思いますか、もう少し温度上げましょうか」
「あの人の態度どう思いますか」
「来月の会場○○にしようと思うのですがどう思いますか」
「明日は10時集合と考えているのですがどう思いますか」
尊敬語「どう思われますか」の使用例です。
「昨日のプレゼンどう思われましたか」
「弊社の製品についてどう思われましたか」
「この件についてどう思われますか」
「新しい案を考えたのですがどう思われますか」
「今月はこのようなスケジュールで進めていこうと考えているのですがどう思われますか」
「どう思いますか」の別の敬語表現例
ここまでは「どう思いますか」の敬語表現について取り上げてきましたが、「どう思いますか」を別の敬語表現で表現するとどのようなものがあるのでしょうか。ここでは「どう思いますか」の別の敬語表現例についてご紹介していきます。
言い回しや言葉を変えて尋ねるだけで同じことを質問しても、相手からの返答は同じであっても相手のあなたへの印象は変わります。いろいろな敬語表現を適切に使いこなせるようになりましょう。
いかがお考えでしょうか
まず一つ目は「いかがお考えでしょうか」です。「いかがお考えでしょうか」も目上の人の意見や感想を尋ねるときに使える便利な敬語表現です。
「いかがお考えでしょうか」を使った例文をいくつか挙げていきます。
「新しいプランについていかがお考えでしょうか」
「来月の私の予定いかがお考えでしょうか」
「来月のセールス目標はいかがお考えでしょうか」
「新しい試みについていかがお考えでしょうか」
このようにどのように考えているかを尋ねることによって、「どう思いますか」と別の敬語表現を用いて表現することができます。
ご意見お聞かせいただけませんか
「どう思いますか」の別の敬語表現として少し長くはなりますが、「ご意見お聞かせいただけませんか」もあります。
相手の意見を聞かせてほしいということで相手がどう思っているのかを聞くことができます。「ご」をつけて「ご意見」とすることで相手の意見に対して敬うことができます。
また「お聞かせいただけませんか」と相手の意見を聞くという自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示すことができます。
「ご意見お聞かせいただけませんか」と疑問にすることで意見を言うことを強制・命令しないためよりソフトな印象になりますのでビジネスでも使用することができます。
では使用例をいくつかご紹介します。
「今後の参考にさせていただきたいのでご意見お聞かせいただけませんか」
「サービスレベル向上のためご意見お聞かせいただけませんか」
「この会合をよりよいものにしていくため皆様のご意見お聞かせいただけませんか」
「どう思いますか」の敬語表現は「どう思われますか」
今回は「どう思いますか」の敬語表現の使い方を例文や別の表現方法とともにご紹介してきました。「どう思いますか」の敬語表現は意外とシンプルだと思われた方も多いのではないでしょうか。
「どう思いますか」の一番シンプルで使いやすい敬語表現としては「どう思われますか」という尊敬語を用いた表現が、長くなり過ぎずに丁寧さもありおすすめです。
しかしスピーチやプレゼンなど大勢の前で話すような場面、顧客相手に話す場面など場面によっては別の敬語表現として紹介した「いかがお考えでしょうか」や「ご意見お聞かせいただけませんか」が好まれる場面もあります。
敬語表現は場面や話し相手によって表現を変える必要もあります。どのような場面でどのような表現をすればいいのかは他の人がどのような敬語表現を使っているのかを気を付けて聞いてみたり、状況から判断をして適切に使い分けられるようになりましょう。
初回公開日:2018年02月20日
記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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