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「どちら」の使い方と例文・敬語の種類・どちらの別の敬語表現

更新日:2024年08月16日

「どちら」という敬語正しく使えますか。間違った敬語は失礼になるので敬語は難しいと思う人も多いのではないでしょうか。この記事では「どちら」の敬語表現について詳しく解説していきます。「どちら」の正しい敬語表現を知りたいという方は是非読んでみてください。

敬語「どちら」の意味

敬語「どちら」には以下の3つの意味があります。まずは「どちら」の敬語表現の意味をみていきましょう。

どっち

選択肢があってその中から目上の人に選んでもらう場合「どっちですか」でも「ですか」が付いているので丁寧語ではあります。フランクな会話、日常的な内容の会話では目上の人に「どっちですか」と尋ねることもありますし、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし「どっち」完璧な敬語ではありません。ビジネスの大事な場面で「どっち」を使うのはよくありません。より正しく丁寧な表現をするためには「どちら」を用いて選択をしてもらいましょう。

どこ

「どちら」は「どっち」だけではなく「どこ」の敬語表現として使われることもあります。「どちら」は「どっち」と選択するよう求めているのか、「どこ」なのかと場所を尋ねているのかは文脈や状況から判断する必要があります。

しかし「どちら」を使って「どっち」なのかを聞きたいときは選択肢があります。選択肢が提示されているのでその選択肢の中からどれがいいのかを答えれば問題ありません。また逆に「どちら」を使って「どっち」なのかを尋ねる場合は選択肢を明確にしましょう。

「どちら様でしょうか」という形で「誰ですか」と丁寧に相手に尋ねる場合にも「どちら」が用いられます。

見ず知らずの人や名前の分からない人に対して「あなたは誰ですか」と聞くのは失礼に当たります。「誰ですか」は「ですか」が付いているので丁寧語であり、敬語ではあります。しかし直接的に聞き過ぎていて相手に不信感を募らせているかのような言い方に聞こえてしまいます。

誰なのかを尋ねること自体があまりいいことではないため、誰か分からない人に誰かを尋ねる際には細心の注意を払いましょう。

敬語「どちら」の使い方

ここでは敬語「どちら」の使い方についてご紹介していきます。どのように敬語表現を使うのかまずは敬語の基本から解説していきます。

敬語の種類

敬語の種類には丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。

丁寧語は「です、ます、ございます」などを用いて話し相手に敬意を示します。

尊敬語は相手の動作に敬意を示めす敬語表現です。動作主は話し相手です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す表現です。動作主である自分を下げて相対的に相手を上げる敬語表現で、動作主は自分自身です。

使い方

まず丁寧語ですが「どちらですか」や「どちらにしますか」などが「どちら」に「ですか」や「ますか」を付けることで丁寧語になります。

尊敬語は相手の動作に敬意を示すので「どちらになさいますか」と相手の動作を「なさる」という敬語表現を用いて敬意を示します。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す表現ですので動作主は自分であり、自分がどうすればいいのかを尋ねる敬語表現になります。動作主である自分を下げ「どちらにいたしましょうか」と尋ねることで相手に敬意を示します。

敬語「どちら」の例文

「どちら」という敬語表現は具体的にどのように使われるのでしょうか。ここでは実際に具体例を挙げながらご紹介していきます。

次のページ:「どちら」の別の敬語表現例

初回公開日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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