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「そうだったんですね」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2023年11月23日

敬語で話をするなかで「そうだったんですね」という表現をうまく使えると、コミュニケーションを円滑に進められるようになります。今回はきちんとした敬語を使うビジネスの場でも必ず役に立つ、「そうだったんですね」を上手に使う方法をお伝えします。

ビジネスで「そうだったんですね」と言うには?

仕事中にする会話でも少しフランクな内容になることがあります。そんなときは相槌を打って会話を継続することもよくあります。しかし、ときには話の長い相手や返答に困るような話をする相手もあらわれます。そんな相手との会話はなるべくはやく切り上げたいものですが、そう簡単にはいかないことが多いです。

このような場面では「そうだったんですね」という相槌がとても役に立ちます。「そうだったんですね」は、きちんとした敬語を使うような場面にも馴染みやすいことばです。

今回は公の場での「そうだったんですね」の使い方について解説します。もちろん、楽しい会話をしているときの相槌として使うことも可能であるため、ぜひ参考にしてください。

「そうだったんですね」の敬語表現

きちんとした敬語を織り交ぜながら、会話のなかで「そうだったんですね」という相槌をうてば、会話を自然と盛り上げることが可能です。ビジネスの場と言えども、ちょっとした「おしゃべり」や雑談が思わぬチャンスを生むこともあるため、気を抜いてはいられません。

普段、敬語であらたまった話をする間柄の相手と雑談をするのは苦痛に感じる人もいるでしょう。しかし、ちょっとした会話があとから意外と重要なことに繋がることもあるため、それも仕事のうちだと割り切って慣れるように努力しましょう。

「そうだったんですね」の敬語での使い方

それでは、「そうだったんですね」の敬語としての使い方について確認していきましょう。「そうだったんですね」はただの相槌ですが、使い方には意外と注意が必要であるため、気をつけてください。

敬語の種類

「そうだったんですね」という言い回しは、「です」という語尾を使っているため丁寧語にあたる表現です。「です」のあとに「ね」をもってくることで、ちょっとした親しみを示すニュアンスが出ています。

そのため、仕事相手とたまたま話が盛り上がったような場合には、「そうだったんですね」と相槌をうつことで話を盛り上げることも可能です。

使い方

普段真剣な会話をしているような相手であっても、少しプライベートに近いフランクな内容で会話が弾んできたら「そうだったんですね」という相槌を使ってもOKです。よりフランクな話し方にならないよう、ほかの敬語をきちんと使うことは忘れないでください。

また、相手の話す内容に対してどのようなことばを返せばいいか分からないようなときにも、「そうだったんですね」「そうなんですね」と返すこともできます。敬語を使用するという気持ちをきちんと持ち、軽い言い方にならないように気をつければ大丈夫です。

ただし、敬語表現に気をつけているからとはいえ、一度の会話のなかで何度も何度も「そうだったんですね」という言い回しを使っていると、会話が持たなくなってしまいます。「そうだったんですね」ばかりでなく、ほかの表現も適宜交えて上手に会話ができるようにしましょう。

メールでの使い方

メールで「そうだったんですね」を使う場合は、細心の注意を払わなければなりません。大切なことですので、よく確認しましょう。

親しい間柄のみに使用する

メールで「そうだったんですね」を使用するときは注意が必要です。堅苦しい敬語を使っているなかで、いきなり「そうだったんですね」という表現があらわれると不自然な文面になってしまいます。

そのため、「そうだったんですね」という言い回しをメールで使うのは、かなり親しい間柄の相手だけにとどめておくのが無難です。身近な先輩や同期など、ビジネス上の付き合いの相手のなかでも気心知れた相手だけを選んで「そうだったんですね」という表現をするようにしましょう。

誤送信した場合を考慮する

ただし、メールは誤送信をする可能性も視野に入れておく必要があります。たしかに、意図しない相手にメールを送ってしまった場合、明らかに誤送信だとわかるような内容であることがほとんどです。

しかし、ビジネスメールアドレスでフランクなメールのやり取りをしているという印象が残ってしまうのはあまりいいことだとは言えません。親しい相手であってもその点を考慮したうえで、なるべくきちんとした敬語を使ってメールを作成するように心がけましょう。

「そうだったんですね」を使う際の注意点

ビジネスの敬語表現のなかで「そうだったんですね」を使用するときは、すでにいくつか触れたように注意すべきポイントがあります。そのポイントをまとめます。

乱用しない

「そうだったんですね」はさまざまな相手の発言に対して使用することができるため、非常に使いやすい表現です。ただし、使いすぎると稚拙な印象を相手に与えてしまいます。できるだけほかの表現を交えながら、会話を盛り上げる努力をしましょう。

また、ほかの敬語表現を使わずに、「そうだったんですね」ばかりを使用していると、会話が続かなくなってしまします。話している人は、何を話しても「そうだったんですね」しか反応がない相手と会話するのはつまらないと感じてしまうからです。言い方によってはわざと失礼な態度をとっていると思われてしまう場合もあるため注意しなければなりません。

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初回公開日:2018年02月25日

記載されている内容は2018年02月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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