「店に行く」の敬語表現・店に行くの使い方と例文・別の敬語表現
更新日:2024年07月01日
「店に行く」の敬語表現
ビジネス場面で顧客の店に行く場合、接客の場面でお客様が店に行く場合、または目上の人と待ち合わせをする場合などビジネスの場面だけでなく幅広い場面で使われる「店に行く」という表現ですが、正しく敬語で表現するにはどのように使われるのでしょうか。
また敬語表現をする際に「お」や「ご」をつけて丁寧さを出すことがありますが「店に行く」も敬語表現をする際には「お」が用いられ「お店」という形で表現されることが多々あります。
敬語は間違えた使い方をすると失礼になってしまったりと難しいですが、敬語を使わなければいけない場面は多々あります。まずは「店に行く」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語に分けてご紹介していきます。
丁寧語
「店に行く」の丁寧語は「お店に行きます」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を用いた敬語表現なので「店に行く」に丁寧語の語尾「ます」をつけて「お店に行きます」となります。
「店に行く」の丁寧語「お店に行きます」という敬語表現を用いた例文をいくつかあげていきます。
「明日3時にお店に行きます。」
「来週はあのお店に行きましょう。」
「今からお店に行きますのでお待ちください。」
尊敬語
「店に行く」の尊敬語は「お店にいらっしゃる」、「お店においでになる」、「お店に行かれる」です。
尊敬語は動作を行う人に対して敬意を示す敬語表現になるので「店に行く」を行う人が敬意をはらう対象人物になります。尊敬語の敬語表現「~れる」をつけて「行かれる」とすることで尊敬語になります。
また「いらっしゃる」や「おいでになる」といった「行く」の尊敬語を用いて「お店に行く」を「お店にいらっしゃる」、「お店においでになる」とすることでも尊敬語の表現をすることができます。
「お店に行く」の尊敬語の敬語表現「お店にいらっしゃる」、「お店においでになる」、「お店に行かれる」を用いた例文をあげます。
「お客様がお店にいらっしゃいました。」
「○○様が明日お店においでになるそうです。」
「社長はあの新しくできたお店に行かれました。」
謙譲語
「店に行く」の謙譲語は「お店に参ります」です。
謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す敬語表現であるため「店に行く」という動作を行うのは自分自身になります。「店に行く」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「参る」や「伺う」をつけて「お店に参ります」とすることで謙譲語にすることができます。
「店に行く」の謙譲語「お店に参ります」を用いた例文をあげていきます。
「来月お店に参りますのでよろしくお願いします。」
「今すぐお店に参りますので少々お待ちください。」
「何かありましたらお店に参ります。」
「店に行く」の敬語表現には「お」がつく
「店に行く」と目上の人に対して敬語で言うには「店」という言葉に丁寧さを表現する「お」をつけて「お店」という形で使われることが多いです。そして誰がその動作を行うのか、動作主によって「お店」の後ろの敬語表現が変わってきます。
たとえば「ご連絡」、「ご了承」、「お引越し」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんありますが「店」にも「お」をつけて「お店」とすることで「店」というよりも丁寧な印象の敬語表現になります。
「店に行く」の敬語での使い方
「店に行く」の敬語表現は具体的にどのように使われるのでしょうか。ここでは敬語の種類について簡単にまとめ、使い方の具体例をあげながら「店に行く」の敬語の基本的な使い方、メールでの使い方についてご紹介していきます。
敬語の種類
「店に行く」の敬語表現のところでも敬語のタイプ別に敬語表現を挙げたように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。敬語表現をタイプ別にまとめると以下のようになります。
丁寧語は「です、ます、ございます」などを用いて話し相手に敬意を示します。
尊敬語は相手の動作に敬意を示す敬語表現です。動作主は話し相手です。
謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す表現です。動作主である自分を下げて相対的に相手を上げる敬語表現で、動作主は自分自身です。
使い方
初回公開日:2018年03月02日
記載されている内容は2018年03月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。