「ご予約」の使い方と例文・敬語の種類・ご予約の別の敬語表現
更新日:2024年08月12日
ご予約を受ける
店やホテルなどが、お客様から予約を取る場合「予約を受けた」と表現します。
「3月14日の19時から予約をお願いしたいのですが」「田中様。いつもありがとうございます。3月14日の19時から5名様で、ご予約をお受けいたします」などの使い方をします。
「ご予約」の別の敬語表現例
「ご予約」に似た場面で使う言葉に「約束」があります。また、予約を取ることを「予約」という言葉を使わず「押さえる」とだけ言う場合もあります。それぞれの敬語表現をご紹介します。
約束
相手と会う予定を立てておく、という場合は「会う事を予約する」ではなく「約束する」という言葉を使うことが多いです。
「面接のお約束をしておりました、佐藤でございます」「本日の5時から田中様とのご面談をお約束しております」などの使い方をします。
押さえる
予約を取っておくことを「押さえる」「押さえておく」などの言い回しで表現する場合もあります。
「金曜日に食事会をするので店を押さえておいてもらえますか」「承知いたしました。いつものお店でよろしいですか」、「行ってみたい店があるので、そこに行ってもいいですか」「すみません。先に店は押さえてあるんです」「そうでしたか。失礼しました。予約してくださってありがとうございます」などの使い方をします。
「ご予約」と「ご予定」の違い
予約は「あらかじめ約束しておく」という意味の言葉です。「ご予約」は、店やホテルなどを押さえておくときなどに使います。「予定」はどうするかを決める時に使います。「今日は早く帰って眠る予定だ」など、自分で決めているだけの場合にも「予定」という言葉を使います。
「お宿はお決まりですか」「はい。ビジネスホテルの予約を取ってありますので、今日はそこに泊まる予定です」などの使い方をします。
「ご予約」の敬語表現・シーン別の使い方
「ご予約」という言葉は、レストランを押さえる場面やホテルを取っておく場面などでよく使います。また、予約を取った場所で相手と会う、という場面でも「ご予約」や「予約」という言葉を使います。よく使うシーンごとの敬語表現を例文を交えてご紹介します。
レストランに予約を入れる
「予約をお願いしたいのですが」「承知いたしました。ご確認いたします。本日でございますか」「3月14日です。19時からお願いします」「何名でご来店のご予定でしょうか」「5人です」「3月14日19時から5名でご来店のご予定、承知いたしました。ご予約可能でございます」「ではお願いします。田中で押さえてください」「ご予約承りました」などの使い方をします。
ホテルの予約を取る
「予約をお願いします」「ありがとうございます。ご確認いたします。ご宿泊のご予定のお日にちをお願いいたします」「5月5日です」「恐れ入ります。そのお日にちは満室でございます」「そうですか。分かりました」「申し訳ありません。またお待ちしております」などの使い方をします。
誰かと会う予定を立てる
初回公開日:2018年03月04日
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