Search

検索したいワードを入力してください

「送った」の敬語表現・送ったの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年03月09日

いろいろな場面でよく使われる「送った」の敬語表現。正しい敬語は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「送った」の敬語表現について解説していきます。「送った」の敬語表現について知り正しい敬語を使いたいという方はぜひ読んでみてください。

「送った」の敬語表現

メールを送ったと伝えたり、荷物や手紙を送ったと伝えたりビジネス場面や日常生活あらゆる場面で用いられることの多い表現ですが、「送った」の敬語表現にはどのようなものがあるのでしょうか。またどのように敬語で表現するのでしょうか。

また敬語表現をする際に「お」や「ご」をつけて丁寧さを出すことがありますが「送った」も敬語表現をする際には「お」が用いられ「お送りした」という形で表現されることが多々あります。

まずは「送った」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語に分けてご紹介していきます。

丁寧語

「送った」の丁寧語は「お送りしました」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を用いて丁寧な表現をすることで相手に敬意を示す敬語表現なので「お送りしました」に丁寧語の語尾「ます」の過去形「ました」をつけて「お送りしました」となります。

「送った」の丁寧語「お送りしました」という敬語表現を用いた例文をいくつか挙げていきます。

「先ほどお送りしましたメールのご確認いただけましたでしょうか。」
「今週の金曜日に荷物をお送りしましたので週明けには届くはずです。」
「お得意先にお礼状をお送りしました。」

尊敬語

「送った」の尊敬語は「お送りくださった」や「お送りなさった」です。

尊敬語は動作を行う人に対して敬意を示す敬語表現になるので「お送り」を行う人が敬意をはらう対象人物になります。尊敬語の敬語表現「くださる」や「なさる」をつけて「お送りくださった」や「お送りなさった」とすることで尊敬語になります。

「送った」の敬語表現「お送りくださった」や「お送りなさった」を用いた例文をあげます。

「取引先の方がカタログを送ってくださったと連絡をいただきました。」
「お義母さんが子どもたちにお手紙をお送りくださった。」
「課長がお送りなさったお手紙が料金不足で戻ってきました。」

謙譲語

「送った」の謙譲語は「お送りいたしました」です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す敬語表現であるため「送った」という動作を行うのは自分自身になります。「送った」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「いたす」の過去形「いたしました」をつけて「お送りいたしました」とすることで謙譲語にすることができます。

「送った」の謙譲語「お送りいたしました」を用いた例文をあげていきます。

「先ほどメールをお送りいたしましたのでご確認ください。」
「取引先にお礼状をお送りいたしました。」
「明日荷物をお送りいたしますのでもう少々お待ちください。」

「送った」の敬語表現には「お」がつく

「送った」と目上の人に対して敬語で言うには「送る」という言葉に丁寧さを表現する「お」をつけて「お送りする」という形で使われることが多いです。そして誰がその動作を行うのか、動作主によって「お送りする」の後ろの敬語表現が変わってきます。

たとえば「ご連絡」、「ご了承」、「お引越し」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんありますが「送った」にも「お」をつけて「お送りした」とすることで「送った」というよりも丁寧な印象の敬語表現になります。

「送った」の敬語での使い方

「送った」の敬語表現は具体的にどのように使われるのでしょうか。ここでは「送った」の敬語表現の基本的な使い方、メールでの使い方を具体例と共にご紹介していきます。

敬語の種類

「送った」の敬語表現のところでもすでに挙げたように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。敬語表現をタイプ別にまとめると以下のようになります。

丁寧語は「です、ます、ございます」などを用いて丁寧に表現することで話し相手に敬意を示します。

尊敬語は相手の動作に敬意を示めす敬語表現です。動作主は話し相手です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す表現です。動作主である自分を下げて相対的に相手を上げる敬語表現で、動作主は自分自身です。

話をする相手や実際に動作をする動作主に合わせて適切に使い分けることが必要です。

使い方

「送った」の敬語表現はメールや荷物などを送ったことを目上の人に報告したり、送ったので確認してくださいといった状況で公私問わずよく使われます。

「送った」の使い方としては丁寧語「お送りしました」では送ったをしたということを目上の人や顧客など敬語を使わなければいけない相手に簡潔に伝えるときに使われる一番簡単でシンプルな表現です。また「お」をつけず「送りました」というとフランクでカジュアルな会話の印象になります。

「送った」の尊敬語「お送りくださった」や「お送りなさった」を用いると少し丁寧さが要求される場面でも使うことができます。

「送った」の謙譲語の「お送りいたしました」は送ったことを報告したり、送ったので確認をしてほしいと言いたいときによく用いられる表現です。

メールでの使い方

次のページ:「送った」を敬語表現するときの例文

初回公開日:2018年03月04日

記載されている内容は2018年03月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests