「について」の敬語表現・についての使い方と例文・別の敬語表現

「について」の敬語表現

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「について」は、「先日の会議について」「新しく入った方の教育について」など、これから話す事柄が何かを相手に伝える場面などで使います。

「について」という言葉自体は敬語ではありません。前後の言葉の表現を敬語表現にします。「先日の会議についてご報告いたします」「新しく導入したシステムについて話し合いたいと思います」などの形の敬語表現をします。

「について」はメールの件名や資料、発表などのタイトルに使いこともあります。「○○についての報告」あるいは「○○について」などの件名やタイトルで、相手に何についてのメールや発表なのかを伝える場合があります。

「について」の敬語での使い方

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「について」は、何について話すのか、何がテーマになっているのかなどを相手に伝える際に使う言葉です。「について」という言葉自体は敬語ではありません。前後の言葉を敬語にします。

「先日導入されたフレックスタイム制について、皆さんの意見を聞きたいと思っています」「新入社員教育のプログラムについて発表します」など、「について」は何についての話すのかを相手に伝える際に使います。

敬語の種類

敬語には「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」があります。「について」はこれらの敬語のどれにもあたりません。前後の言葉を相応しい敬語表現に変える形で敬語表現にします。

「〇〇について話す」と相手に言う場合、「話す」という言葉を敬語にします。この時、「話す」という言葉は「について」が指している「〇〇」ではなく、話している相手にかかります。「新しく導入されたシステムについてお話ししたいことがあります」などの形の敬語にします。

使い方

「について」は相手に何について話すのか、テーマを伝えるような場面で使います。「新入社員が増えて来たので、今日の議題は新入社員の教育の方針についてにしたいと思います」などの使い方をします。「明日の会議について」などの形でメールのタイトルに使うこともあります。

「について」を敬語表現する場合は、「について」の前後の言葉を敬語にします。「お使いのパソコンについてお伝えしたいことがあります」「契約についてお話ししたいことがあります」など、「お伝える」「話す」を敬語にする形で敬語表現にします。

「について」のシーン別の敬語表現

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「について」は相手に報告する際や資料をまとめる際、メールのタイトルなど多くの場面で使います。「これからする話しのテーマ」「資料にまとめてある内容」などを相手に伝える際に「〇〇について話します」「〇〇についての資料です」というような形で使います。

「について」自体は敬語ではありませんが、タメ口的な表現ではないため、目上の人に使ったも問題ありません。

メールでの使い方

「について」はメールのタイトルに使いことが多いです。「明日の会議について」「来週の出張について」「本日の業務について」など、どのような内容のメールなのかを相手に伝える際に使います。

「本日の業務について」などは、タイトルとして使う場合はこのままの形で目上の人に送っても問題ありません。より丁寧にしたいという場合は「本日の業務について報告いたします」などの形になります。しかし、タイトルは短い言葉の方が分かりやすいので「〇〇について」とだけ書いても問題はありません。

件名での使い方

「について」はメールの件名でよく使われます。「本日の業務について」「明日の会議について」などの形で使います。

「について」自体は敬語ではありません。正確な敬語にしたいという場合は「本日の表無について報告いたします」などの形になります。しかし、一般的にメールに長い件名を付けることはあまり好まれません。やや簡略的な言葉にはなりますが「本日の業務について」という件名で送っても問題ありません。

件名の付け方に正しい形がある訳ではないので、ビジネスシーンで使う場合は、同僚や上司が送って来るメールの件名に合わせるようにしましょう。「について報告します」あるいは「についての報告」などの件名を相手が付けているのであればその形に、「について」という件名であれば、その形にするのがよいです。

「〇〇について」という件名はOKか

「について」という言葉は敬語ではありません。正しい文章を作る場合は、前後の言葉を敬語にすることで敬語表現にします。「〇〇についてお伝えします」「〇〇についてのご連絡です」などの使い方をします。しかし、件名の場合は例外的に「〇〇について」だけで使う場合もあります。

「〇〇について」という件名は、不完全な文章ではありますが間違いではありません。「〇〇についてのご報告」などの形にする場合もあります。どちらが正解というものではないので、ビジネスシーンで使い場合は、周囲の人に合わせましょう。どちらの形の件名の人もいる、という場合は、どちらにしても問題ありません。

「について」を使うべきではない場面