「ご一緒させてください」の使い方と例文・敬語の種類・別の表現
更新日:2024年10月09日
職場の上司と会話をしている時の言葉遣いには気を使います。しかも、言葉遣い次第で、上司に気に入られることもあれば、上司を怒らせてしまうこともあります。「ご一緒させてください」の敬語表現を、どのような場面で正確に使えるのか詳しく紹介します。
一緒に行きたい時に使う
具体的には「上司と一緒に行きたい時」に使うことができます。すでに紹介された食事に誘われた時にも使うことができますし、営業や会議なのに一緒に行きたいかどうか質問された時にも、使用することが可能です。
例えば、自分の勤めている会社の上司が「今から会議があるんだけど一緒に行く」と質問をしてきたとします。そのような場面では「ご一緒させていただきます」という敬語表現で返答するのが適切ということができます。
職場の上司からしたら、一人で会議に行くのが当然のことです。しかし、部下である自分の経験を積ませるために一緒に行くよう誘ってくれている可能性があります。そのため、そのような自分への気配りをしてくださったことへの感謝を言葉遣いで表現することが大切です。
必ず「いただきます」を語尾に
「ご一緒させてください」を「ご一緒させていただきます」という敬語表現に言い換えることは本当に大切です。「ご一緒させてください」でも、同じような意味を相手に対して伝えることは可能です。それでも、不敬な態度を取っているとみなされてしまう場合があります。
そのため、職場の上司がなにかの場所に行くように誘ってくれているのであれば「いただきます」を語尾につけるのを忘れないようにする必要があります。職場の上司が与えてくれた誘いの機会を、貴重なものと感じている事を表現することも可能になるからです。
敬語「ご一緒させてください」の例文
「ご一緒させてください」の敬語表現を自分の会話の中で使用するためには、別のどんなフレーズと組み合わせて使用することができるのか、よく理解しておかなければなりません。そのため、これから「ご一緒させてください」と、どのようなフレーズを組み合わせることができるのか詳しく紹介します。
喜んで
「喜んで」と「ご一緒させてください」の敬語表現を組み合わせた敬語表現を作成できます。例えば「喜んで、ご一緒させていただきます」という敬語表現を会話の中に取り入れることが可能です。このフレーズを使用することによって、一緒に行きたいという願いだけではなくて、そのことを自分が快く感じている事を表現できます。
目上の人がどこかに行くよう誘ってくれたとします。しかし、その人は自分が行きたいと感じているかどうかも知りたいです。そんな時には「喜んで、ご一緒させていただきます」という敬語表現で返答することができます。質問をしている人も、いやいやながらではなくて「喜んで」行きたいと感じていることを理解できるので、安心するはずです。
「ご一緒させてください」の別の敬語表現の例とは?
「ご一緒させてください」や敬語表現を使いこなすことは大切ですが、いつも同じフレーズを使ってしまうと相手を退屈にさせてしまう可能性があります。そのため「ご一緒させてください」の別の敬語表現が使われている例文を理解することも大切です。
同じような考えであったとしても、適切な敬語表現を使いながら意思の疎通を図ることができるようになるからです。
お供させて下さい
「ご一緒させてください」という意味を「お供させてください」という敬語表現によって伝えることも可能です。「同じような意味なのに、どうしていいか得る必要があるのか」と疑問に感じる方も多くいるはずです。めんどくさいように感じる人もいるでしょうが「お供させてください」という敬語表現を使うとイメージアップを図ることができます。
つまり「ご一緒させてください」よりも「お供させてください」という敬語表現を使った時の方が、自分と会話をしている人が自分について良い印象を覚える可能性があることになります。場合によっては「言葉遣いについて詳しいな」もしくは「正しい敬語を使える人だな」と会話をしている人に感じてもらえることになります。
もっと深い敬意を示したいのであれば「いただきます」
「ご一緒させてください」よりも「ご一緒させていただきます」という敬語表現で、もっと深い敬意を示せることはすでに紹介しました。同じようなことが「お供させて下さい」でも言うことができます。つまり「お供させて下さい」よりも「お供させていただきます」の方が、深い敬意を示せると考えることができます。
普段から会社の社長などの高い地位についている人と会話をすることが多いのであれば「ご一緒させていただきます」という敬語表現を使うことによって、最大限の敬意を示すことが可能になります。
社長などの高い地位についている人は、周りの人から特別な扱いや特別な言葉遣いを使われることに慣れているので「お供させていただきます」で相応しい敬意を示すことは重要です。
初回公開日:2018年03月14日
記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。