「これからも頑張ってください」の敬語表現・使い方と例文
更新日：2024年10月10日
普段の会話の中で「これからも頑張ってください」を言い換えた敬語表現を上手に使用することができていたとしても、メールの中の文章を作成するときに戸惑ってしまうことがあります。なぜなら、日常会話では違和感のないフレーズであったとしても、メールの中の文章で表記したときに違和感があるフレーズがあるからです。
では「これからも頑張ってください」を敬語表現に言い換えたフレーズを、どのようにしてメールの中で使用することができるのでしょうか。普段、仕事で取引先の人にメールを送らなければならない人にとっては必見の情報です。
陰ながら応援させていただきます
「これからも頑張ってください」を「陰ながら応援させていただきます」という敬語表現に言い換えることが可能です。同じような意味を伝えてはいますが、詩的な表現が用いられていることに気付かされます。
そのため、取引先の人に「これからも頑張ってください」という意味のメールを送りたいのであれば 「陰ながら応援させていただきます」という敬語表現を使いながら、自分の抱いている好意を相手に伝えることができるでしょう。
目上の人への使い方
「これからも頑張ってください」という言葉を職場の同僚や親しい友達に対して使うことができたとしても、目上の人に対して使うことは難しいです。なぜなら、上から目線で「これからも頑張ってください」と言っているように聞こえてしまうことがあるからです。
そのような失敗を避けるためにも、目上の人に対して「これからも頑張ってください」を言い換えた敬語表現を、どのようにして使用することができるのか詳しく紹介します。
ご活躍をお祈りしています
目上の人と会話をしているのであれば「これからも頑張ってください」ではなくて「ご活躍をお祈りしています」という敬語表現を使用することができます。このフレーズの方が深い敬意が示されていることになるからです。
この敬語表現を使用すれば「これから、あなたが活躍することを願っています」という意味を相手に対して伝えることが可能になります。「これからも頑張ってください」だと、 上から目線で感情移入をしていないイメージを相手に与えることがありますが「ご活躍をお祈りしています」では、自分の動作について表現しているため、不敬な態度を示していることになりません。
「これからも頑張ってください」を敬語表現するときの例文
「これからも頑張ってください」を敬語表現にしながら例文を作成することは、簡単なことではありません。「これからも頑張ってください」というフレーズが直接使われているわけではないからです。
これから「これからも頑張ってください」の敬語表現が使われている例文を詳しく紹介します。
お体に気をつけてください
例えば「お体に気をつけてください」という敬語表現によって「これからも頑張ってください」と同じような意味を相手に対して伝えることができます。この2つのフレーズの意味は違うと感じる人もいます。しかし、実際には「これからも頑張ってください」の意味が「お体に気をつけてください」という敬語表現に含まれていると考えることができます。
例えば、肉体労働をしている人に対して「これからも頑張ってください」と言うこともできます。しかし「お体に気をつけてください」という敬語表現を使用することによっても、これからも怪我や病気をすることのないように頑張ってください、という意味を相手に対して伝えれていることになります。
表現の違いはありますが、どちらのフレーズであったとしても、相手に対して「これからも頑張ってください」という意味を伝えていることになります。
「これからも頑張ってください」の別の敬語表現の例とは？
「これからも頑張ってください」というフレーズを使いながら別の敬語表現を作成することができます。いろんな例文について精通することができれば、例文をそのまま記憶して、自分の会話の中で使用することができるでしょう。「これからも頑張ってください」の敬語表現が使われている例文を詳しく紹介します。
活躍を応援しております
例えば「活躍を応援しております」という敬語表現を使用することができるでしょう。「これからも頑張ってください」という意味を伝えていることになります。それでも、相手に対して何かの動作をするように促しているのではなくて、相手が活躍するように自分が願っていることを伝えています。
上から目線から話している印象を与えたくないのであれば「活躍を応援しております」という敬語表現を使用することができるでしょう。職場の上司が昇進したりするのであれば、このフレーズを使うことによって祝福の言葉を述べることができます。
特に「応援しております」というフレーズが使われることによって、相手を励ましたいと感じていることをはっきりと伝えることが可能になります。
初回公開日：2018年03月08日
記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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