「考えております」の使い方と例文・敬語の種類・別の敬語表現
更新日:2024年11月22日
履歴書の中で使うことのできる文章はたくさんあります。それでも、履歴書の中で使われている敬語が誤りなのであれば、履歴書を読んでいる人は悪いイメージを持ってしまうに違いありません。
自分の希望する会社に就職することができるように努力することができますが、正しい敬語を使うことは必要最低限のスキルと言えるでしょう。実際、履歴書の中で使われている敬語が原因になって、内定をもらうことができれば、もらうことのできない場合もあることでしょう。
自分の人生を左右しかねない履歴書をしっかり書くことができるためにも「考えております」の敬語表現を詳しく紹介します。
全身全霊を尽くしたいと考えております
場合によっては「全身全霊を尽くしたいと考えております」という敬語表現を履歴書の中で使用することができるでしょう。「考えております」という言葉が使われることによって、将来どのようなことをしたいと願っているのかを伝えることができます。
すでに就職しているにもかかわらず「考えております」という敬語表現を使うのであれば、今、努力をしていないというイメージを与えてしまいかねません。しかし、就職する前の段階である履歴書の中で「考えております」を使うのであれば、相手に違和感を与えることはほとんどありません。
現時点での自分の希望を表現しているに過ぎないからです。むしろ「考えております」という敬語表現が使われていることに、好印象を抱いてくれる人がほとんどと言えるでしょう。
ビジネスでの使い方
友達との会話と同じようにビジネスの場面で使用することはできません。もし、ビジネスの場面で正しい敬語を使うことができなければ、自分だけではなくて、自分の会社のイメージを下げてしまうことになります。
そのような失敗を犯さないためにも「考えております」の敬語表現を、どのようにしてビジネスの分野で使うことができるのか詳しく紹介します。普段会社に勤めていて、取引先の人と会話をすることの多い人にとって有益な情報を見つけることができるでしょう。
考えておりますが
例えば「考えておりますが」という敬語表現を使用することができるでしょう。「考えております」とほとんど同じ意味を伝えていることになりますが、使われ方が違うということができるでしょう。
どういうことかと言いますと「考えております」は文章の最後に使われるのに対し「考えておりますが」は文章の前半に使用することができる敬語です。例文としては「来月行いたいと考えておりますが、いかがでしょうか」という敬語使われている質問を作成できます。
「考えておりますが」で文章を終わらせていないので、他の質問や、考えを1つの文章で表現することが可能になります。時間がないときなどに、まとめて自分の考えを表現しなければならないことになりますが、そのような時に非常に便利な敬語表現ということができるでしょう。
メールでの使い方
普段の会話で正しい言葉遣いをすることのできる人であったとしても、メールの中で誤った敬語表現を使ってしまう人もたくさんいます。理由は単純で、会話と同じフレーズをメールの中で使ってしまっているからです。
非常に難しいメールの中の文章であったとしても「考えております」の敬語表現をどのようにして使用することができるのでしょうか。
「検討します」で代用することも
場合によっては「検討します」という敬語を使用することができるでしょう。「考えております」という言葉では伝えることのできない、真剣な思いや考えを含んでいるフレーズと言えるでしょう。
何かの深刻な問題について、考えるように依頼されたとします。そのような時に「検討します」という敬語表現を使うのであれば、その問題について、自分自身も深刻に受け止めている事を表現することが可能になります。
敬語「考えております」の例文
「考えております」を普段の会話の中で上手に使いこなすためには、例文について知っておく必要があるでしょう。実のところ「考えております」の敬語表現が使われている例文を暗記することによって「考えております」の敬語を自然と会話の中に取り入れることができるでしょう。
と考えております
場合によっては「と考えております」という敬語表現を使用することができるでしょう。「事態は深刻ではないと考えております」という敬語表現を使うことによって「そんなに重要なことではないと感じています」という意味を周りの人に対して伝えることが可能になります。
初回公開日:2018年02月27日
記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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