「お世話になる」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現
更新日:2024年06月13日
メールの中の言葉遣いは独特です。そのため「お世話になる」の敬語表現を、どのようにしてメールの中の文章で使用することができるのか詳しく紹介します。
お世話になり誠にありがとうございました
例えば「お世話になり誠にありがとうございました」という文章を取引先の人に対しても使用することができます。この表現を使用することによって「お世話になる」の敬語表現の後に、感謝を示すことが可能になります。「お世話になりました」という文章を作成することもできますが、感謝の言葉を正式にメールの中に記すことも大切です。
手紙での使い方
手紙の中で正しい敬語表現を使うことは非常に大切です。敬意を込めながら正確な意味を伝えることができるようになるためです。手紙の中で「お世話になる」の敬語表現を、どのようにして使用することができるのか詳しく紹介します。
今まで本当にお世話になりました
例えば「今まで本当にお世話になりました」という敬語表現を手紙の中に書くことができます。しかし、この一部だけを手紙の中に書くのではなくて、他の文章を組み合わせて使用する必要があります。お世話になった職場の上司に対して手紙を書いているのであれば、具体的にどのようにお世話になったのかをはじめに書く必要があります。
そして、具体的にどのようにお世話になったかを書くことができたのであれば「今まで本当にお世話になりました」というフレーズで締めくくることができます。このフレーズが使われる前に具体的な説明を行われているので「今まで本当にお世話になりました」という敬語表現が使われているのを見た上司も、嬉しく感じるに違いありません。
電話での使い方
電話をしている時にも独特の敬語表現が使われることがあります。会話をしている時や、手紙を書いている時とは違う独特のルールのようなものがあるからです。では、電話をしている時に「お世話になる」の敬語表現を、どのように使用することができるのか詳しく紹介します。
挨拶の時に「お世話になっております」
電話をする時には、正確な自己紹介をすることが求められます。顔を見ながら会話をしているわけではありませんので、誰と会話をしているのかすぐに認識しなければならないからです。そのような時に役立つのが「お世話になっております」という敬語表現になります。
自分が電話を受信している側だとします。電話を取ったら、当然、相手側が最初に自己紹介をすることになります。自己紹介を聞いている時に、普段からお世話になっている取引先の人から電話があったことがわかったのであれば「お世話になっております」という敬語表現を使用することが可能です。
この敬語表現を使うことによって「いつも、親切にしてくださってありがとうございます」というニュアンスを伝えることになります。信頼関係がある取引先の人に対して「お世話になっております」と言うことによって、長く良い付き合いをしていることを間接的に表現することができています。
「お世話になる」を敬語表現するときの例文とは?
「お世話になる」の敬語表現を会話の中に取り入れたいのであれば、具体的な例文を理解しておく必要があります。なぜなら「お世話になる」の敬語表現が単体で使われることは少なくて、ほとんどの場合、他のフレーズと組み合わせて使われることになるからです。では「お世話になる」の敬語表現が使われている例文について詳しく紹介します。
この度は
「この度は」と「お世話になる」の敬語表現を組み合わせた例文を作成することができます。たとえ「この度は、本当にお世話になりました」という敬語表現を会話の中に取り入れることが可能です。「この度は」というフレーズを使用して、ある特定の機会に言及していることになります。
このフレーズを聞いている人も、お礼をしている内容に精通している必要があります。
数日以内に使うと良い
「この度は、本当にお世話になりました」という敬語表現を使いたいのであれば、パーティーに出席した後などの数日間など、お互いその事について振り返り易い時期に使用することをお勧めします。その事について忘れることなく、正確な理解を得ることのできる時期だからです。
逆に、パーティーなどが終わった後の半年後などに「この度は、本当にお世話になりました」という敬語表現を使ったとしても、相手の人は意味を理解することができないはずです。半年たっている間に、他の機会にお世話になった可能性もありますし、そのパーティーに完全に忘れてしまっていることもあるからです。
「お世話になる」の別の敬語表現の例とは?
初回公開日:2018年03月15日
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