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「連絡待ってます」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月22日

ビジネスから日常生活までよく使われる「連絡待ってます」という表現。正しい敬語は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「連絡待ってます」の敬語表現を紹介します。「連絡待ってます」の敬語表現について知りたいという方はぜひ読んでみてください。

「連絡待ってます」の敬語表現

「連絡待ってます」の敬語表現は日常生活からビジネスの場面までいろいろな状況で使われます。

目上の人に連絡待ってますと伝えるときや目上の人が連絡を待っているようなときに「連絡待ってます」と正しく敬語で言えるでしょうか。また、「連絡待ってます」はどのように敬語で表現するのでしょうか。

はじめに、「連絡待ってます」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分けてご紹介していきます。

丁寧語

「連絡待ってます」を丁寧語で表現するとそのまま「(ご)連絡待ってます」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を使って丁寧な表現をして相手に敬意を示す敬語表現なので「連絡を待つ」に丁寧語の語尾「ます」をつけて「(ご)連絡待ってます」となります。

「連絡待ってます」の丁寧語「(ご)連絡待ってます」という敬語表現を用いた例文を下記にあげていきます。

「決まったらご連絡ください。ご連絡待ってます。」

「遅くなっても構いませんのでご連絡待ってます。」

尊敬語

「連絡待ってます」を尊敬語で表現すると「(ご)連絡をお待ちになる」です。

尊敬語は動作主に対して敬意を示す敬語表現なので連絡を待っているのは目上の人です。なのでこの目上の人の言動に敬意を示さなければいけません。尊敬語の敬語表現である「お~になる」という尊敬語の敬語表現を利用して「(ご)連絡をお待ちになる」とします。

「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いた例文を下記にあげます。

「もうしばらく連絡をお待ちになるそうです。」

「ご連絡をお待ちになっているのでできるだけ早めにご連絡をよろしくお願いします。」

謙譲語

「連絡待ってます」の謙譲語は「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手を持ち上げて相手に敬意を示す敬語表現であるため連絡を待つという動作を行うのは自分自身になります。

「連絡待ってます」を謙譲語にするには、謙譲語の敬語表現「お~する」をつけて「(ご)連絡お待ちしております」とするか、同じく謙譲語の敬語表現「申し上げる」をつけて「(ご)連絡お待ち申し上げております」とすることで謙譲語にすることができます。

「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」を用いた例文を下記にあげていきます。

「いつでもご連絡お待ちしております。」

「お手すきの際に一度ご連絡いただけますと幸いです。○○様からのご連絡お待ち申し上げております。」

「連絡待ってます」の敬語表現には「ご」がつく

「連絡待ってます」と目上の人に敬語で言うときには「連絡」という言葉に丁寧さを出すことができる「ご」をつけて「ご連絡」という形でよく使われます。そして誰がその言動を行うのか、誰に敬意をはらう必要があるのかによって「ご連絡」の後ろの敬語表現が変わってきます。

たとえば「ご依頼」、「お返事」などのように「お」や「ご」をつけて丁寧な敬語表現になる言葉はたくさんあります。「連絡」にも「ご」をつけて「ご連絡」とすることで「連絡」というよりも丁寧な印象の敬語表現になります。

「連絡待ってます」の敬語での使い方

「連絡待ってます」の敬語表現は実際どのように使われるのでしょうか。ここでは「連絡待ってます」の敬語表現の基本的な使い方、メールでの使い方、ビジネスでの使い方、目上の人への使い方の、具体例をあげてそれぞれご紹介していきます。

敬語の種類

「連絡待ってます」の敬語表現のところで先ほど少し取りあげたように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。敬語を丁寧語、尊敬語、謙譲語のタイプ別にまとめると以下のようになります。

丁寧語「(ご)連絡待ってます」は「です、ます、ございます」などを用いて丁寧に話すことで話し相手に敬意を示します。

尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」は相手の動作、実際に連絡を待っている人に対して敬意を示めす敬語表現です。

謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」は自分の動作をへりくだって表現して相手に敬意を示す敬語表現です。連絡を待っている張本人である自分を下げて相対的に相手の立場を上げる敬語表現です。

話をする相手や実際に連絡を待っているのは誰なのかに合わせて適切に敬語を使い分けることが必要です。

使い方

「連絡待ってます」の敬語表現は目上の人が連絡を待ってくれていることを表現したり、目上の人に自分が連絡を待っていると言いたいときに使われます。

「連絡待ってます」の使い方としては丁寧語「(ご)連絡待ってます」では丁寧さは高くはないですが連絡を待っているということを目上の人に敬語を使って簡潔かつシンプルに伝えることができます。

「連絡待ってます」の尊敬語「(ご)連絡をお待ちになる」を用いると敬意をはらうべき目上の人が連絡を待ってくれている場合に使うことができます。また、目上の人が連絡を待ってくれているということ対して敬意を示すことができます。

「連絡待ってます」の謙譲語「(ご)連絡お待ちしております」や「(ご)連絡お待ち申し上げております」は、自分が連絡を待っているときに自分をへりくだって表現することで相手に敬意を示したいときに用いる敬語表現です。

メールでの使い方

次のページ:「連絡待ってます」を敬語表現するときの例文

初回公開日:2018年04月02日

記載されている内容は2018年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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