「待ち合わせ」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年10月04日
「待ち合わせ」を敬語表現するときの例文
「待ち合わせ」の敬語表現は日常生活からビジネスまで幅広く使われる敬語表現なので、「待ち合わせ」を敬語で表現する際にはいろいろな状況があります。ここでは「待ち合わせ」を用いたよく使われる表現や状況にしぼってどのように使われるのかを取り上げていきます。
今回は待ち合わせに遅刻するときに使う、待ち合わせに遅刻をするときに連絡をする表現や謝罪の敬語表現についてとりあげていきます。
待ち合わせに遅刻するときは敬語ではどのように表現されるのでしょうか。例文をあげながらご紹介していきます。
遅刻
待ち合わせに遅刻をする際の例文をいくつかご紹介していきます。
・「申し訳ございませんが、少し遅れます。今○○のあたりにいますので15分以内には到着します。」
・「大変申し訳ございませんが、15分ほど遅れます。電車が遅れておりまして、今○○駅です。お忙しい中お時間をさいていただいたにもかかわらず申し訳ございません。」
・「お忙しい中お時間を頂き大変恐縮ではございますが、15分ほど遅れます。申し訳ございません。先のお客様とのお話が長くなってしまったため今から向かいます。」
遅刻の際はまずは謝罪をしましょう
何よりもまずは遅刻することに対しての謝罪をしましょう。なぜ遅刻をするのかよりも何よりもまずは遅れることに対しての謝罪です。そして、あとどれくらい待てばいいのかも伝えるようにします。
この伝える時間は少しゆとりをもたせた時間を伝えます。例えばあと十数分で到着しそうな場合は15分と伝え、「あと何分で着く」と言った時間からさらに遅刻をしないように少しゆとりをもって伝えます。
「待ち合わせ」の別の敬語表現例
「待ち合わせ」を別の敬語表現で表すとどのようなものがあるのでしょうか。ここでは「待ち合わせ」の別の敬語表現とその具体例をご紹介していきます。
落ち合う
「待ち合わせ」を別の表現を用いて表せる言葉には決めておいた場所で出会うことを表す「落ち合う」があります。
たとえば「待ち合わせ」の丁寧語「待ち合わせをします」は「落ち合う」を用いると「落ち合います」となります。例をあげると「ここで待ち合わせをします」は「ここで落ち合います」と言うことができます。
「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」や謙譲語「待ち合わせをいたします」は「落ち合う」を用いて言い換えることはできません。「落ち合う」は敬語で表現する際には「落ち合います」という形で使われます。
合流する
「待ち合わせ」を別の表現を用いて表せる言葉には別々に行動していた人が一緒になることを表す「合流する」があります。
たとえば「待ち合わせ」の丁寧語「待ち合わせをします」は「合流する」を用いると「合流します」となります。例をあげると「○○カフェで待ち合わせをしましょう」は「○○カフェで合流しましょう」と言うことができます。
「待ち合わせ」の尊敬語「待ち合わせをなさる」は「合流する」を用いると「合流なさる」となります。例をあげると「部長は課長と○○駅で待ち合わせをなさる」は「部長と課長は○○駅で合流なさる」と言い換えることができます。
最後に「待ち合わせ」の謙譲語「待ち合わせをいたします」は「合流する」を用いると「合流いたします」となります。例をあげると「担当者の方とは4時に待ち合わせをいたします。」は「担当者の方とは4時に合流いたします」と言い換えることができます。
目上の人と待ち合わせの際は早めに到着しましょう
今回は「待ち合わせ」の敬語表現をご紹介してきました。「待ち合わせ」という敬語表現は日常生活からビジネスまで非常に幅広くよく使われる表現ですのでこれまで何気なく使ったり、聞いたりしてきた方が多かったのではないでしょうか。
「待ち合わせ」の敬語表現は丁寧語は「待ち合わせをします」、尊敬語は「待ち合わせをなさる」、謙譲語は「待ち合わせをいたします」です。尊敬語と謙譲語は紛らわしく間違えやすい上、敬う相手が違い、間違えると失礼になってしまいますので注意が必要です。
また待ち合わせに遅刻するときの敬語表現も取り上げてきましたが、目上の人と待ち合わせをする際には時間にゆとりをもって、目上の人よりも早く待ち合わせ場所に到着することが大切です。待ち合わせ時間よりも前に待ち合わせ場所に到着ができるようにゆとりをもったスケジュールを組むように心がけましょう。
初回公開日:2018年04月12日
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