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「やめる」の敬語表現・やめるの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年01月17日

あらゆる場面で使われる「やめる」という表現ですが、正しい敬語は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「やめる」の敬語表現を紹介します。「やめる」の敬語表現について詳しく知りたいという方はぜひ読んでください。

「やめる」の敬語表現

「やめる」の敬語表現は日常生活からビジネスにおいてまであらゆる状況で頻繁に使われる表現です。

自分が何かをやめる場合や目上の人が何かをやめる場合に「やめる」を正しい敬語で目上の人に言えるでしょうか。「やめる」はどのように敬語で表現するのでしょうか。

まずはじめに「やめる」の敬語表現について丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分けて具体例と共にご紹介していきます。

丁寧語

「やめる」を丁寧語で表現すると「やめます」です。丁寧語は「です、ます、ございます」を使って丁寧に話をする敬語表現です。なので「やめる」に丁寧語の語尾「ます」をつけて「やめます」となります。

「やめる」の丁寧語「やめます」という敬語表現を用いた例文をいくつかあげていきます。
「タバコをやめます。」
「行くのをやめます。」

尊敬語

「やめる」を尊敬語で表現すると「おやめになる」です。

尊敬語は目上の人に対して敬意を示す敬語表現なので目上の人が何かをやめます。実際に何かをやめる人である目上の人に敬意を示さなければいけません。尊敬語の敬語表現の「お~になる」という尊敬語の敬語表現を利用して「おやめになる」とします。

「やめる」の尊敬語「おやめになる」を用いた例文をあげます。
「釣りをおやめになる。」
「ゴルフをおやめになる。」

謙譲語

「やめる」の謙譲語は「やめさせていただく」です。

謙譲語は自分が何かをやめることをへりくだって表現することで相手に敬意を示します。そのため何かをやめるのは自分自身になります。

「やめる」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「~させていただく」をつけて「やめさせていただく」とすることで謙譲語にすることができます。

ただし「~させていただく」は誰かに許可をもらってさせてもらう場合や一方的に何かをやめる場合に使われる「~させてもらう」の謙譲語表現です。

「やめる」の謙譲語「やめさせていただく」を用いた例文をあげていきます。
「誠に勝手ながら我々の都合により下記サービスをやめさせていただきます。」
「誰も使っていないようですので、契約更新をやめさせていただいてよろしいでしょうか。」

「やめる」の敬語での使い方

「やめる」の敬語表現は実際どのように使われるのでしょうか。ここでは「やめる」の敬語表現の基本的な使い方、メールでの使い方を例文をあげながらそれぞれご紹介していきます。

敬語の種類

「やめる」の敬語表現のところでもすでにご紹介したように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。「やめる」の敬語表現を丁寧語、尊敬語、謙譲語に分けてまとめると以下のようになります。

丁寧語「やめます」は「やめる」に丁寧語の表現である「です、ます、ございます」などを使って丁寧に表現をすることで話し相手に敬意を示す敬語表現です。

「やめる」の尊敬語「おやめになる」は自分ではなく、目上の人が何かをやめることに対して敬意を示します。

「やめる」の謙譲語「やめさせていただく」は自分が何かをやめることをへりくだって表現することで相手を持ち上げて敬意を示す表現です。

ただし先ほども述べたように「~させていただく」は誰かに許可をもらってさせてもらう場合や一方的に何かをやめる場合に使われる「~させてもらう」の謙譲語表現です。

「やめる」の使い方

「やめる」の敬語表現は何かやめることを目上の人に言いたいときや何かを目上の人が辞めるときに使われます。

「やめる」の使い方としては丁寧語「やめます」では丁寧さはあまり高くないですが、何かをやめるということを目上の人に敬語を用いながらシンプルに伝えることができます。

「やめる」の尊敬語「おやめになる」を用いると自分自身ではなく、敬意をはらうべき目上の人が何かをやめる場合に使うことができます。目上の人が何かをやめるということ対して敬意を示すことができます。

「やめる」の謙譲語「やめさせていただく」は自分が目上の人から何かをやめるということを認めてもらったときや一方的に伝えたいときに「やめる」ということをへりくだって表現することで相手に敬意を示すことができます。

メールでの使い方

「やめる」の敬語表現はメールではどのように使われるのでしょうか。具体例をあげて使い方をご紹介していきます。

まずは「やめる」の丁寧語「やめます」を用いた例です。
「皆さまにお知らせがございます。私今月いっぱいで○○クラブをやめます。今まで優しく接してくださった皆さまに心から感謝しております。本当にありがとうございました。」

続いて「やめる」の尊敬語「おやめになる」を用いた例です。
「○○さんが今月いっぱいでおやめになるということですので皆さんで寄せ書きをプレゼントしたいと考えています。今日から色紙を回していきますのでご協力お願いします。」

最後に「やめる」の謙譲語「やめさせていただく」の例です。
「本日部長から発表があったように、今月いっぱいでやめさせていただきます。それに伴い今後のことで引継ぎをさせていただきたいので明日お時間あるときにお声かけいただけますでしょうか。」

「やめる」を敬語表現するときの例文

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初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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