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「やめる」の敬語表現・やめるの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年06月30日

あらゆる場面で使われる「やめる」という表現ですが、正しい敬語は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では「やめる」の敬語表現を紹介します。「やめる」の敬語表現について詳しく知りたいという方はぜひ読んでください。

「やめる」の敬語表現は日常生活からビジネスにおいてまでいろいろな場面で登場します。ここではよく使われる「やめる」を使った敬語表現にしぼってどのように使われるのかを取り上げていきます。

今回はバイト、会社、依頼、参加といったいろいろなものを「やめる」ときの敬語表現についてとりあげていきます。

バイト、会社、依頼、参加をやめることを敬語で言うときにはどのように言うのでしょうか。例文をあげながらご紹介していきます。

バイト

「バイトをやめる」と丁寧語で表現する場合はそのまま「バイトを辞めます」となります。例文をあげます。
「来月末でバイトを辞めます。」

「バイトをやめる」の尊敬語は「バイトをお辞めになる」です。こちらはバイトを辞める相手を敬っています。例文をご紹介します。
「先輩がバイトをお辞めになる。」

「バイトをやめる」の謙譲語は「バイトを辞めさせていただきます」です。こちらはバイトをやめる自分を下げています。例文をご紹介します。
「来月いっぱいでバイトを辞めさせていただきたいです。」

会社

「会社をやめる」と敬語で表現する場合はそのまま「バイトを辞める」と同じように「会社を辞める」と表現することもできますし、「会社を退職する」と「退職」という言葉を使って表現することもできます。

ここでは会社を辞めることを意味する「会社を退職する」という表現を使った敬語表現をご紹介していきます。

「会社をやめる」と丁寧語で表現する場合は「会社を退職します」です。例文をあげます。
「来月末で会社を退職します。」

「会社をやめる」の尊敬語は「会社を退職なさる」です。こちらは会社を辞める相手を敬っています。例文をご紹介します。
「○○さんが来月末で会社を退職なさる。」

「会社をやめる」の謙譲語は「会社を退職いたします」です。こちらは会社をやめる自分を下げています。例文をご紹介します。
「来月いっぱいで会社を退職いたします。」

依頼

「依頼をやめる」と敬語で表現する場合も「会社をやめる」や「バイトを辞める」と同じように「依頼をやめる」と表現することもできますが「依頼を辞退する」と「辞退」という言葉を使ったり、「依頼を見送る」と「見送る」という表現を使うこともできます。

ここでは依頼をやめることを意味する「依頼を辞退する」や「依頼を見送る」を使った敬語表現をご紹介します。

「依頼をやめる」と丁寧語で表現する場合は「依頼を辞退します」や「依頼を見送ります」です。「せっかく頂いたご依頼ではございますが、今回は辞退します。」

「依頼をやめる」の尊敬語は「依頼を辞退なさる」や「依頼を見送られる」です。
「○○さんに依頼をいたしましたが、○○さんは依頼を見送られました。」

「依頼をやめる」の謙譲語は「依頼を辞退いたします」や「依頼を見送らせていただきます」です。
「せっかく頂いたご依頼ですが今回は見送らせていただきます。」

参加

「参加をやめる」と敬語で表現する場合もそのまま「会社をやめる」や「バイトを辞める」などと同じように「参加をやめる」と表現することもできます。

また「欠席する」と「欠席」という言葉を使って表現したり、「参加を見送る」や「参加を控える」というように「見送る」や「控える」という表現を使うこともできます。

ここでは一番よく使われる参加をやめることを意味する「欠席する」を使った敬語表現をご紹介します。

「参加をやめる」と丁寧語で表現する場合は「欠席します」です。
「申し訳ございませんが、体調不良のため本日欠席します。」

「参加をやめる」の尊敬語は「(ご)欠席なさる」や「(ご)欠席になる」です。
「○○さんは明日ご欠席なさると連絡がありました。」

「参加をやめる」の謙譲語は「欠席いたします」です。
「直前の連絡となり大変申し訳ございませんが、本日体調不良のため欠席いたします。」

「やめる」の別の敬語表現例

「やめる」を別の敬語表現で表すとどのようなものがあるのでしょうか。ここでは「やめる」の別の敬語表現とその具体例をご紹介していきます。

(お)断りする

「やめる」を別の表現を用いて表せる言葉には相手の希望や申し出を拒むことを意味する「断る」があります。

たとえば「やめる」の丁寧語「やめます」は「断る」を用いると「(お)断りします」となります。「受け入れをやめます」は「受け入れを(お)断りします」と言うことができます。

「やめる」の尊敬語「おやめになる」は「(お)断りする」を用いると「(お)断りなさる」となります。「受け入れをおやめになる」は「受け入れを(お)断りなさる」と言い換えることができます。

最後に「やめる」の謙譲語「やめさせていただく」は「(お)断りする」を用いると「(お)断りいたします」ということができます。「受け入れをやめさせていただきます」は「受け入れを(お)断りいたします」と言い換えられます。

あらゆる言い方で言えるようにしましょう

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初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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