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「持ってきてくれる」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

初回公開日:2018年05月29日

更新日:2020年05月26日

記載されている内容は2018年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「持ってきてくれる」の敬語表現の使い方についてご紹介します。あらゆる場面で使用される敬語表現ですが、完璧に使いこなせていると自信を持てる方は少ないのではないでしょうか。敬語の基本を踏まえ、例文を交えながら「持ってきてくれる」の解説をしていきます。

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「持ってきてくれる」の敬語表現ってなんていうの?

日本には海外に比べ独特の表現技法がたくさんあります。中でも「敬語」は社会人になってからでも、完璧に使いこなすことは難しいのではないでしょうか。今回は「持ってきてくれる」の敬語表現についてご紹介していきます。

「持ってきてくれる」の敬語表現とは

「持ってきてくれる」とは、一般的に相手側が自分側に対してモノを渡す際に用います。また、ただ渡すのではなく「してくれる」という表現が強い言い方が特徴です。よくある例として以下をご覧ください。


<例文>

・自身の忘れ物に対して親が届けてくれる場合

「教科書を忘れてしまったけど、親が持ってきてくれる」

・友人とホームパーティーの場合

「私は料理で、○○さんはケーキを持ってきてくれるよ」

普段の生活の中で使ったことある、という表現ではないでしょうか。このような言い方を相手側が目上の人になる場合や、ビジネスシーンとなると敬語を用いて「持ってきてくださる」、「持ってきてくれます」という表現に変わります。

「持ってきてくれる」の敬語はこんな時に使おう

「持ってきてくれる」の敬語表現として、「持ってきてくださる」、「持ってきてくれます」をご紹介しました。では、より細分化して敬語表現の代表的な三種類である尊敬語・謙譲語・丁寧語の順に解説していきます。

敬語の種類をおさえよう

基本として敬語表現には尊敬語・謙譲語・丁寧語の三種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

尊敬語

相手を高める言葉遣いであり、相手が主体となります。ビジネスシーンにおいては取引先やお客様に対して用いられることが多いです。

謙譲語

自分の行動や言動を低める言葉であり、へりくだる言い方として用いられます。自分が主体となります。

丁寧語

丁寧な言葉遣いであり、語尾が「~ます。」「~します。」となるのが特徴です。主体の区別はなく日常会話での使用頻度が高い言葉です。

「持ってきてくれる」の敬語の使い方は?

敬語の種類をおさえたところで、今回のテーマである「持ってきてくれる」の使い方について解説していきます。今回敬語表現をするポイントで大事な部分は、持ってきてくれるの「くれる」という言葉です。

「くれる」という動作は、相手が主体となり自分が受ける側になります。ここで大事なことは相手が主体となることであり、このことを理解していれば簡単に敬語に直すことができます。

使い方は、尊敬語・謙譲語・丁寧語の順でご紹介していきます。

まず、尊敬語は「持ってきてくださる」、「持ってきてくださるそうです」が挙げられます。次に、謙譲語は自分が主体となるため謙譲語はありません。後ほど類似語を踏まえ解説します。最後に、丁寧語は「持ってきてくれます」となります。

思ったより言い方が少ない、と感じた方もいらっしゃることでしょう。類似語の敬語表現も意識せず使っていることが多く、「くれる」の動作に関する敬語表現は意外と少ないのが現状です。

メールでの使い方はどうなる?

主に会話における敬語表現について解説してきましたが、メールのような文章表現になる場合はどのような言い方に変わるのでしょうか。これまでの説明で、「持ってきてくれる」の敬語表現では「くれる」の部分がポイントとお伝えしましたが、メールでの使い方においてもこの基本は変わりません。一点、前述の敬語表現と変わる大事な部分はだれが「主体」となるかです。

「くれる」の動作の場合相手が主体となるのですが、メールの場合は「自分」が「相手」に向けて発信します。そのため、自分が主体となる謙譲語を用いることが正解となります。ここで「あれ、さっきまでの説明だと謙譲語はないって言ってなかった?」と思った方がいることでしょう。では、どう表現するのが正しいのでしょうか。

メールでは「持ってきていただく」となる

馴染みのある表現ではないでしょうか。そうです、「持ってきていただく」という表現こそメール時に使う正しい表現であり、「持ってきてくれる」の謙譲語の「代わり」として使用される表現です。「いただく」という表現は厳密には「もらう」の謙譲語になります。主体が相手から自分に変わる場合は、このように類似語を用いて敬語を使用することがあります。

類似語であっても意味の違いを理解していることが大切なので、主体が相手から自分に変わった場合は自信をもって「いただく」という表現をつかいましょう。ややこしい部分ではありますが、ぜひマスターしていきましょう。

「持ってきてくれる」の敬語表現の例文をみてみよう

「持ってきてくれる」という表現は、相手の立場によって表現の仕方が変わってくるので、場面ごとに例文を用いてご紹介していきます。

相手がお客様や取引先など外部の場合

相手がお客様や取引先の方の場合は、基本的に尊敬語を用いれば失礼のない言い方ができます。また、相手が持ってきてくれる状況ですので、敬語を用いるとともに相手に対するお礼の言葉を添えることでより良い印象にすることができます。

お客様を相手にする場合は、「持ってきてくださいまして、ありがとうございます」でも十分丁寧ですが、持ってきてくれる動作の前にワンクッション入れて「お手数おかけしました。持ってきてくださりありがとうございます」という言い方にすると、より相手に良い印象を持っていただけます。お客様の雰囲気によって使い分けると良いでしょう。

取引先の場合は、持ってきてくれるという言葉のうち「持ってくる」の部分をさらに丁寧に言い換えてみましょう。「お持ちくださいまして、ありがとうございます」と表現することができます。お客様の例と同じようにクッション言葉を用いて使用すると、より良いでしょう。

気を付けたい言い方

さきほどの取引先との例にあげた「持ってきてくれる」を、「お持ちくだたさいまして」と表現した部分ですが、より丁寧にと意識するにつれてつい間違った表現をしてしまう方もいらっしゃいます。よくある間違いとして「ご持参くださいまして、ありがとうございます」があります。

一見あまり気になりませんが、「持参する」という言葉は謙譲語になります。敬語をしっかり使いこなしている方からしたら、すぐに気づかれてしまうミスですので今まで使っていた方もぜひ気を付けてみてください。

「持ってきてくれる」の別の敬語表現はある?

これまで解説した敬語表現以外の表現方法は、謙譲語の時にもご紹介した「いただく」という表現になります。例文をいくつかご紹介します。

お客様や取引先の場合

「持ってきてくれる」という動作を自分がお願いしたい場合は、謙譲語でもご紹介した「いただく」という言葉を用います。お客様に手続きをお願いしたい場合は、「こちらの書類にご記入をしてから、受付まで持ってきていただけますでしょうか」と表現することができます。

同様に、取引先に必要なものを持ってきてくれるようお願いしたい場合は、「お手数ですがこちらの書類にご記入のうえ、お持ちいただいてもよろしいでしょうか」と表現しましょう。また、「持ってきてくれる」の例文でもご紹介しましたが、上記のような依頼をする場合もクッション言葉を使うことをおススメします。

クッション言葉を使おう

敬語表現を使いこなすうえで、より丁寧な印象を与えることができるのがクッション言葉です。これまでの「持ってきてくれる」の例文でも触れてきましたが、クッション言葉は敬語表現程難しくはないので、いくつか覚えていて損はないものをご紹介します。

クッション言葉で覚えておきたい5つ

社会人に限らず、日常会話でも役に立つ言葉をご紹介します。相手に依頼する場合に使われる言葉で「恐れ入りますが」、「申し訳ございませんが」、「お差し支えなければ」、「お手数をおかけしますが」、「恐縮ですが」があります。

上記のクッション言葉は、依頼を柔らかい印象に変えてくれるので場面に応じてぜひ使ってみてください。ただ必要以上に多用してしまうと、かえって不自然な表現になってしまうので敬語表現と同じように、正しく使えるようにしましょう。

「持ってきてくれる」の敬語表現を使いこなそう

今回「持ってきてくれる」の敬語表現についてご紹介致しました。意外と「いただく」という表現を使っていた、という方が多いのではないでしょうか。

厳密には異なる動作の敬語表現ですが、決して間違いという訳ではありません。要は伝えたいことが伝われば十分です。ただ、日本人として、社会人として正しい敬語表現を使えることは何より大きな武器になります。ぜひ、ワンステップ上の社会人に向けて使いこなしましょう。

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