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「協力を仰ぐ」の敬語での使い方・例文・類語|敬語/相手別

初回公開日:2018年10月23日

更新日:2020年05月27日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスシーンでは、自分だけではどうしても手に負えないこともあります。そういうときには周囲の経験者の協力が必要になります。今回は、協力を求める時に使う「協力を仰ぐ」の文言について触れてみます。相手に失礼のないよう、頭の中できちんと整理しておきましょう。

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「協力を仰ぐ」は「仰ぐ」がポイント

「協力を仰ぐ」の文言について、敬語での使い方・例文・場面別での使い方を中心に適切な表現方法をみていきます。

「協力を仰ぐ」の使い方を知るうえで大切なのが「仰ぐ」の意味や使い方です。ここでは、「仰ぐ」について正確な意味を知り、どのような使われ方があるのかをみていきましょう。

また、「仰ぐ」の意味を正確に把握すると、例えば「指示を仰ぐ」など、他の言葉との組み合わせを円滑に活用することもできます。

「仰ぐ」に含まれる意味は5つ

「仰ぐ」は、以下、5つの意味が含まれています。

主な使われ方は、「見上げる」・「敬う」・「教示や援助を求める」を表現するときに用いることが多いでしょう。

現代では馴染みが薄い「一気に飲み干す」は知識程度で覚えておくのもよいですが、知識の詰め込み過ぎは肝心なことを忘れることもありますので、必要な意味だけ頭に入れておくとよいでしょう。

①上を向いて高いところを見る。見上げる。
②人を尊敬する。
③教示や援助を求める。恩恵を受ける。
④(上を向いて)一気に飲み干す。あおる。
⑤上を向く。あおむく。

出典: https://www.weblio.jp/content/%E4%BB%B0%E3%81%90 |

「天を仰ぐ」その時の気持ちは?

仰ぐを用いた文言に「天を仰ぐ」があります。世界中に目を向けてみると日本とは違った意味合いを感じることがあります。

「天を仰ぐ」は、文字どおり顔を上に向ける動作のことです。日本での使い方としては「チャンスを逸して天を仰ぐ」や、類語として「断念する・落胆する・望みを捨てる」などがあり、どちらかというと、負のイメージのときに使うことが多いです。

しかし、ヨーロッパや南米のサッカーの試合でゴールを決めると、「天を仰ぐ」動作をして神様へ感謝しているシーンをよく見かけます。この動作は神様への感謝を示していますので、喜びの表現と言ってよいでしょう。

「天を仰ぐ」は、その国の文化や宗教などにより、動作をしている気持ちに両極端な違いがあります。

卒業式の定番歌「仰げば尊し」

「仰げば尊し我が師の恩」で始まる卒業式の定番歌「仰げば尊し」は、多くの人が耳にしたことがあるでしょう。

この歌にも「仰ぐ」が使われています。恩恵を受けた先生に対する尊敬の念を表現していますが、全ての歌詞を知っている方は多くはないでしょう。記憶に残る卒業式というシーンだからこそ、メロディーとともに哀愁の感情と一緒に記憶に残るのでしょう。

「仰げば尊し」は、「見上げるほど尊い」という意味で、「仰ぐ」自体が謙譲表現を含んでいることが分かります。

「協力を仰ぐ」の敬語での使い方は?

本題である「協力を仰ぐ」について、敬語での使い方にはどのような表現があるのかをみていきましょう。

「協力を仰ぐ」は「協力」の言葉を含みますので、もちろん相手があっての文言でることは誰にでもわかることですが、大前提となる大切なことです。

また、ビジネスでは上司や取引先の方に対して用いることが多いですから、敬語での伝え方をしっかりと理解しておきましょう。

謙譲表現が最適

「協力を仰ぐ」は援助を受けるときに使う文言です。協力を求めるときは自分をへりくだり相手に対して敬意を表わすことが必要になりますから、謙譲表現することが最適です。

また、相手に協力を求めることですから、例えばビジネスの場面で同僚や部下に「協力を仰ぐ」場合は、肩書に囚われずに、たとえ親しき仲でも丁寧な表現を心掛けましょう。

「協力を仰ぐ」の具体的な謙譲表現は、「ご協力を仰ぎたく存じます」や「仰ぐ」は用いませんが、「ご協力をいただきたく存じます」などの文言が相応しいです。

丁寧語は臨機応変に

「協力を仰ぐ」は、同僚や部下に対しては丁寧語で伝えるのがよいでしょう。同僚や部下に「ご協力を仰ぎたく存じます」と伝えると、相手が恐縮したり親しい同僚に対してはかしこまり過ぎです。

丁寧語としては、「協力を仰がせてください」や「協力をしてほしいです」などがありますが、丁寧な姿勢は忘れずに相手に合った臨機応変な文言にしましょう。

「協力を仰ぐ」の例文は定型句を覚えると便利

「協力を仰ぐ」は、相手への協力を求める謙譲表現を覚えておくと便利で、相手へ失礼のない表現ができるでしょう。

「仰ぐ」を用いて謙譲表現する場合は、「〇〇〇+ご協力を仰ぎたく存じます」だけで充分相手への敬意を伝えることができます。

丁寧語での表現は、「〇〇〇+ご協力を仰ぎたいです」でよいでしょう。「仰ぐ」に拘ると固い表現になりますので、相手関係によっては「仰ぎたいです」を代えて「ご協力をお願いします」などの方が柔らかい表現になります。

「協力を仰ぐ」の具体的な例文は?

「協力を仰ぐ」の例文をみてみましょう。

「協力を仰ぐ」のポイントは、繰り返しになりますが、相手からの協力を求めることですので、謙虚な姿勢で応対しましょう。

・部長、その件は私の能力では全てをこなすのは困難です。〇〇の箇所だけご協力を仰ぎたく存じます。
・今回のプロジェクトは、Aさんの協力を仰ぐことがなければ成功しませんでした。とても感謝しています。
・この案件は御社の技術がなければ成功させることができません。何卒ご協力を仰ぎたくお願い申し上げます。

「協力を仰ぐ」の使い方

改めて、場面ごとに「協力を仰ぐ」の使い方をみてみます。各場面で適切な使い方をして、相手に失礼のない活用をしましょう。

最も多く使うビジネス場面

「協力を仰ぐ」は、類似した文言を含めて、一番多く使うのがビジネスの場面でしょう。特に、新入社員のころや初めて取り組む仕事など、どうしても経験者の協力が必要なときに活用することになります。

ただ、注意点があります。あくまで協力を求めることですから、仕事の丸投げや相手に配慮のないやり方ではいけません。

まずは、自分の意見を持って相手に協力を求めましょう。自分の努力がなく相手に全てを任せるのでは、相手に対して失礼で自分の評価も下がるでしょう。また、社会人としての力量もついていかないです。

次に、相手の都合への配慮も忘れてはいけません。協力を求める相手の事情を察したり、協力を求める内容を簡潔にまとめておくことも必要なことです。あくまで、相手の時間や能力をいただく、という気持ちは忘れたくないです。

ビジネスの場面はさまざまな人間関係が構築された組織です。相手に合った相応しい文言で協力を求めましょう。

メールでも使える?

「協力を仰ぐ」は、メールでも使えます。逆に、メールの方がよい場合もあります。上司や取引先など相手が多忙と思われるときは先にメールで打診をして、相手の都合の良い時を指定してもらうのもよい方法です。

また、メールでの良い点としては、記録として残しておけることもあります。

流れを組み立てておこう!

  相手方「協力を仰ぐ」流れ
時間を作れないメールや電話での打診
  ↓  ↓
時間を作れる相手から協力を仰ぐ・メモ
  ↓   ↓
 確認メールでの確認(お礼)・メモ

「協力を仰ぐ」の類語は?

「協力を仰ぐ」の類語をみてみます。

・ご協力をいただきたく存じます。
・ご協力を求めさせていただきます。

「協力を仰ぐ」の類語は、「仰ぐ」を「いただく」に代替えした言葉のみで覚えておいてもよいでしょう。

相手別「協力を仰ぐ」の使い方

相手別に「協力を仰ぐ」の使い方をみてみます。

協力とは力を合わせて物事にあたることです。相手があっての文言ですので、相手に合った適切な使い方を心掛けましょう。

目上の方には

「協力を仰ぐ」ときは、ほとんどの場合が目上の方に対して求めることが多いでしょう。ビジネスでは上司や取引先の方、親類では両親や叔父や叔母など、年上であり仕事や人生経験が豊富だからこそ自分の弱点を補強してもらうことになります。

協力を仰ぎたいときは、協力してほしい内容を正確かつ簡潔に、極力、相手に過度な負担をかけないように気を付けることも大切です。

謙虚な姿勢で協力を仰ぎましょう

「協力を仰ぐ」についてみてきました。相手に求める表現のポイントは「仰ぐ」ということでしょう。

相手に対して協力を求めることは、自分の能力では処理することが困難だからです。相手の都合を配慮して謙虚な姿勢で協力を仰ぎましょう。

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