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「協力を仰ぐ」の敬語での使い方・例文・類語|敬語/相手別

更新日:2024年08月17日

ビジネスシーンでは、自分だけではどうしても手に負えないこともあります。そういうときには周囲の経験者の協力が必要になります。今回は、協力を求める時に使う「協力を仰ぐ」の文言について触れてみます。相手に失礼のないよう、頭の中できちんと整理しておきましょう。

「協力を仰ぐ」の具体的な例文は?

「協力を仰ぐ」の例文をみてみましょう。

「協力を仰ぐ」のポイントは、繰り返しになりますが、相手からの協力を求めることですので、謙虚な姿勢で応対しましょう。

・部長、その件は私の能力では全てをこなすのは困難です。〇〇の箇所だけご協力を仰ぎたく存じます。
・今回のプロジェクトは、Aさんの協力を仰ぐことがなければ成功しませんでした。とても感謝しています。
・この案件は御社の技術がなければ成功させることができません。何卒ご協力を仰ぎたくお願い申し上げます。

「協力を仰ぐ」の使い方

改めて、場面ごとに「協力を仰ぐ」の使い方をみてみます。各場面で適切な使い方をして、相手に失礼のない活用をしましょう。

最も多く使うビジネス場面

「協力を仰ぐ」は、類似した文言を含めて、一番多く使うのがビジネスの場面でしょう。特に、新入社員のころや初めて取り組む仕事など、どうしても経験者の協力が必要なときに活用することになります。

ただ、注意点があります。あくまで協力を求めることですから、仕事の丸投げや相手に配慮のないやり方ではいけません。

まずは、自分の意見を持って相手に協力を求めましょう。自分の努力がなく相手に全てを任せるのでは、相手に対して失礼で自分の評価も下がるでしょう。また、社会人としての力量もついていかないです。

次に、相手の都合への配慮も忘れてはいけません。協力を求める相手の事情を察したり、協力を求める内容を簡潔にまとめておくことも必要なことです。あくまで、相手の時間や能力をいただく、という気持ちは忘れたくないです。

ビジネスの場面はさまざまな人間関係が構築された組織です。相手に合った相応しい文言で協力を求めましょう。

メールでも使える?

「協力を仰ぐ」は、メールでも使えます。逆に、メールの方がよい場合もあります。上司や取引先など相手が多忙と思われるときは先にメールで打診をして、相手の都合の良い時を指定してもらうのもよい方法です。

また、メールでの良い点としては、記録として残しておけることもあります。

流れを組み立てておこう!

  相手方「協力を仰ぐ」流れ
時間を作れないメールや電話での打診
  ↓  ↓
時間を作れる相手から協力を仰ぐ・メモ
  ↓   ↓
 確認メールでの確認(お礼)・メモ

「協力を仰ぐ」の類語は?

「協力を仰ぐ」の類語をみてみます。

・ご協力をいただきたく存じます。
・ご協力を求めさせていただきます。

「協力を仰ぐ」の類語は、「仰ぐ」を「いただく」に代替えした言葉のみで覚えておいてもよいでしょう。

相手別「協力を仰ぐ」の使い方

相手別に「協力を仰ぐ」の使い方をみてみます。

協力とは力を合わせて物事にあたることです。相手があっての文言ですので、相手に合った適切な使い方を心掛けましょう。

目上の方には

「協力を仰ぐ」ときは、ほとんどの場合が目上の方に対して求めることが多いでしょう。ビジネスでは上司や取引先の方、親類では両親や叔父や叔母など、年上であり仕事や人生経験が豊富だからこそ自分の弱点を補強してもらうことになります。

協力を仰ぎたいときは、協力してほしい内容を正確かつ簡潔に、極力、相手に過度な負担をかけないように気を付けることも大切です。

謙虚な姿勢で協力を仰ぎましょう

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初回公開日:2018年10月23日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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