「拝受いたしました」の例文・二重敬語なのか・使い方|メール
更新日:2024年10月18日
「拝受いたしました」の使い方
今までのことをふまえ、使い方の一例を上げてみました。使い方に慣れるまでは、他人の使用例を参考にするのが近道です。使っていくうちに目や耳が慣れ、違和感が無くなっていきます。
メールで使う
○○ ●● 様
日頃よりお世話になっております。
早速のご連絡ありがとうございます。
来週の勉強会の資料PDFを、確かに拝受いたしました。
お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
当日は10時30分に、本社受付までお越しください。
係りの者がご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社◇◇◇◇◇
担当△△
mail:aaabbbccc@gmail.com
手紙で使う
○○ ●● 様
拝啓、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素より、弊社事業にご理解ご協力を賜り御礼申し上げます。
来週の勉強会の資料を、確かに拝受いたしました。
お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
当日は10時30分に、本社受付までお越しください。
係りの者がご案内いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。 敬具
株式会社◇◇◇◇◇ 担当△△
〒100-0001 東京都中央区○○町9-9-9 ◇◇◇◇◇ビル
「いたしました」と「しました」の違い
「拝受」の後に続く言葉は「いたしました」の他に「しました」もよく使われます。
「いたしました」は、「しました」の謙譲表現で、同じ意味を指しますから、どちらを使っても構いません。
より敬意を表したい場合は、「謙譲語」である「いたしました」を使うといいでしょう。二重敬語になり間違いでないか、という意見もありますが、現代の用法としては必ずしも間違いとは言えません。「拝受」だけですでに謙譲表現ですから、相手に対する敬意の度合いによって、「しました」と「いたしました」を使い分けると良いでしょう。
「拝受いたしました」を活用しましょう
謙譲表現である「拝受いたしました」は、社会人には活用しやすい表現です。
「拝受いたしました」は、ビジネスシーンでのやりとりに、よく使われる言葉です。自分がへりくだって相手に敬意を表す謙譲表現なので、ビジネスシーンに限らず、目上の方とのやりとりにもどんどん活用していきましょう。そして何かを受け取る時の表現ですから、必ずお礼の言葉も一緒に使うことが大事です。
日常的にメールやSNSを使う現代では、同僚や友人には使わない、このような謙譲表現を適切に使い分けられると、それだけで礼儀を分かっている人だという印象を持ってもらえます。使い慣れていないと堅苦しい言葉だと感じるかも知れませんが、どんどん活用して慣れていきましょう。
初回公開日:2018年10月23日
記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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