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「お前の母ちゃんでべそ」の元ネタ・由来・使う場面|兄弟げんか

更新日:2025年03月05日

子供同士の口喧嘩の常套句「お前の母ちゃんでべそ」は誰でも一度は耳にしたことがあるセリフですよね。一見くだらないこの言葉、どんな意味があるのか、そもそもなぜこの言葉が生まれたのか。今回はそんな「お前の母ちゃんでべそ」の隠された意味についてご紹介します。

そもそも「お前の母ちゃんでべそ」って何?

子供の頃「お前のかあちゃんでべそ」というフレーズを耳にしたことはありませんか。または誰かに対して言ったことがある人もいるでしょう。

そんな日本でもっともポピュラーな罵り文句「お前のかあちゃんでべそ」ですが、いったいどんな意味があるのか、元ネタって何なのか考えたことはありますか。おそらくほとんどの方が「なんとなく面白いから」使っていたのではないでしょうか。

今回はそんな「お前の母ちゃんでべそ」を少し掘り下げてお伝えします。本当の意味を知れば、今後は軽々しく「お前の母ちゃんでべそ」とは言えなくなるでしょう。

「お前の母ちゃんでべそ」の意味と元ネタ

「お前の母ちゃんでべそ」の意味と元ネタをご紹介します。

「お前の母ちゃんでべそ」の意味

お前の母ちゃんでべそという言葉には、隠された本当の意味があります。

これは、なぜでべそだということを知っているのかがポイントになります。この言葉の本当に怖いところは「お前の母ちゃんはでべそだ」と悪口を言っているところではありません。「お前の母ちゃんがでべそなことを知っているぞ」というところです。

「母親がでべそだと知っている」ということは、「お前の母ちゃんのハダカを見たぞ」ということです。つまり「お前の母ちゃんでべそ」には「お前の母ちゃんと性的関係を持ったことがあるぞ」という意味が隠されていることになります。

「お前の母ちゃんでべそ」の元ネタ

そもそもなぜ「お前の母ちゃんでべそ」という言葉が生まれたのでしょうか。気になりますよね?そこで、いつ頃から使われ始めた言葉なのか調べてみましたが、はっきりとした情報は見つかりませんでした。しかし、「母親」をネタにして罵る風習は、大昔からありました。

日本では鎌倉時代から、「ははまき」あるいは「おやまき」という罵り言葉が存在していました。これは英語でいうところの「マザー〇ァッカー」と同意語で、母子相姦を現す言葉です。中世の日本ではこの「ははまき」「おやまき」は「おやごろし」と並ぶタブーでした。現在でも母子相姦はタブーですが、昔は直接的に罵る言葉が存在していました。

「お前の母ちゃんでべそ」の由来

「お前の母ちゃんでべそ」は、「でべそ」というワードに最大の意味があります。それではでべその意味についてお話していきます。

でべそとは、女性器の形を現す隠語であるという説があります。つまりその説をもとに「お前の母ちゃんでべそ」を直訳すると「お前の母親の女性器は変な形」という罵り言葉になります。これはひどい悪口です。これを踏まえると「お前の母ちゃんでべそ」という言葉は「お前の母親の女性器を見たことがある」という意味になります。

先にも書いたように、大昔から日本では母親をネタにして相手を罵る風習がありました。それが時代とともに変化を遂げて「お前の母ちゃんでべそ」になっていきました。

「お前の母ちゃんでべそ」はどこで使う?

誰もが一度は耳にしたことがある「お前の母ちゃんでべそ」ですが、皆さんはどんな場面で使っていましたか。この言葉は、主に喧嘩をしたときやふざけあっている時に使っているイメージがあります。

もちろん先で書いたような重たい意味があるとは考えずに軽い気持ちで言っていた人がほとんどではないでしょうか。ここでは、そんな「お前の母ちゃんでべそ」をどこで使うのか紹介します。

悪口

これは王道中の王道です。友達をからかう時に思わず口から飛び出した「お前の母ちゃんでべそ」です。皆さんにも言われた経験、言った経験がある方多いのではないでしょうか。

正直なところ、言った方も言われた方も何となく罵り言葉であることはわかるけど、「それで?」となるワード1位です。言われてもいまいちピンとこない悪口です。

とはいえ、罵られているということはわかるので、喧嘩の原因にはなります。売り言葉に買い言葉で喧嘩が大きくなる可能性大です。
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初回公開日:2018年04月12日

記載されている内容は2025年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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