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「ご迷惑をおかけします」の意味|前後に続く言葉14コ・言い換え

更新日:2024年04月19日

ビジネスシーンでのメールのやり取りで「ご迷惑をおかけします」と言う表現をよく目にします。しかし、この表現は敬語として正しいのか、使いどころを間違えると相手に失礼にあたるのかなど、今回は「ご迷惑をおかけします」と言う表現の正しい使い方についてご紹介します。

「大変」とは「とても」という意味合いで使用します。

自分では少しのつもりでも、相手はかなり迷惑をかけられたと思っている場合があります。受け取り側の気持ちが推し量れない時は「大変」をつけて「大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません」と言っておいた方が良いでしょう。

また依頼する時も同様です。「大変ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」

「ご迷惑をおかけします」は定型文として使える

相手に不利益が生じた場合や、不快な思いをさせた時にすぐ使えるよう、「ご迷惑をおかけします」という言葉を定型文として覚えておくと便利でしょう。
基本的な以下2つ文を覚えておくと良いでしょう。

・基本的な謝罪
「ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。」

・将来的に迷惑をかけてしまう可能性がある場合
「ご迷惑をおかけしますが、何とぞご了承下さいますようお願いいたします。」

「ご迷惑をおかけします」の注意点

「ご迷惑をおかけします」は正しい言葉ですが、実はこの表現は使いどころを間違えると相手にとって失礼になるということを知っていましたか?

「ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」と事あるごとに使ってしまいがちな表現ですが、単なる便利な言い回しとしては控えた方が良いと言えるでしょう。

迷惑をかけることをわかっているのに依頼する

つまり、「ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」は「不利益を生じさせてしまいますが、よろしくお願いします」という言い方に言い換えることができます。一般的に、相手に不利益が生じることをわかっていながらお願いすることは、失礼な行為とされています。

この場合の言い回しとしておススメなのは「お手数をおかけしますがよろしくお願いします」という表現です。こちらの方が印象が良いでしょう。

状況によって使い分けよう

ビジネスシーンでは特にTPOを見極め、「ご迷惑をおかけします」の前後の文章にも気を配ることで、より丁寧で深い気持ちを相手に伝えることができます。

「ご迷惑をおかけします」の他にも、ご自身のメールの文章が正しい表現かどうか、相手に気持ちが伝わっているか、少しでも疑問に感じた場合は一度見直しましょう。敬語の使い方を普段から意識することで、相手に失礼のない正しい文章を送ることができるでしょう。

初回公開日:2017年07月19日

記載されている内容は2017年07月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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