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「参考にさせていただきます」の敬語表現|ビジネスメールでの文例

初回公開日:2017年07月31日

更新日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「参考にさせていただきます」という表現をテーマにして、敬語表現やビジネスシーンにおける使い方などについて考察しています。また、ビジネスメールなどで「参考にさせていただきます」を使う場合に便利な例文や、「参考にさせていただきます」の言い換えもまとめています。

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正しく使おう!「参考にさせていただきます」の敬語表現・使い方

ビジネスシーンでは、言葉遣いの正確さや知識が、時にはその人自身の評価や印象に繋がることもあります。正しい言葉遣いや敬語で話せる人は、それだけでも相手に好印象を抱いてもらえたり、信用されたりすることがあります。一方で、誤った言葉遣いや敬語を使っている人は、無知な印象を抱かれたり、不快感を覚えられてしまったりすることもあるのです。

上記のような背景を考えると、正しい言葉遣いや敬語で話すことには、徹底した方が良いと言えるでしょう。意味や使い方で疑問がある言葉や言い回しがあるようであれば、「何となく」の理解で使ってしまう前に、1度調べて確認しておくことをおすすめします。

今回は、意外と知らない方も多い、「参考にさせていただきます」という言い回しをテーマにして、正しい使い方や敬語表現をご紹介していきます。「参考にさせていただきます」という言い回しは、ビジネスシーンでも頻繁に使われるフレーズですが、どのように使うのが正しい使い方なのか、この機会にしっかり向き合ってみて下さい。

「参考にさせていただきます」の敬語表現

早速、「参考にさせていただきます」の敬語表現について考察していきます。

「参考にさせていただきます」は、一見すると大変丁寧な印象を受ける言い回しですが、敬語としてあまり適切ではないという見解もあります。

「参考にさせていただきます」の正しい敬語表現は、どのようなものなのか、以下で考えていきましょう。

「させていただきます」は失礼と思われる危険性もある

「参考にさせていただきます」の「させていただきます」の部分は、他の言葉や言い回しでも多用されています。例えば、「お話しさせていただきます」「ご一緒させていただきます」といった言い回しもあり、最近では「させていただきます」という語尾にすれば、丁寧な言い回しになると考えている方も、少なくないと予想できます。

しかし、「させていただきます」という言葉は、一見丁寧な言い回しでありながら、自分の意思を一方的に実現・遂行することを遠まわしに告げている表現であるという見解もあり、中には「参考にさせていただきます」という言い回しに不快感を覚える方もいると予想することが可能です。その為、「参考にさせていただきます」は、失礼な表現であると受け取られる危険性があることは、覚えておきましょう。

「参考にさせていただきます」の正しい敬語表現

そもそも、「参考」という言葉自体が、目上の人に対して使う言葉として不適切であるという意見もあります。そこで、「参考」という言葉の意味について確認していきましょう。

何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料。

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/90604/meaning/m0u/ | https://dictionary.goo.ne.jp/jn/90604/meaning/m0u/

上記は、「goo辞書」に掲載されている「参考」という言葉の意味ですが、他人の見解や意見を、自分の見解や意見を導き出す材料にするというニュアンスが含まれています。目上の人の見解や意見を、自分が何かを導き出す材料や1つの資料として取り扱う場合、中には失礼に感じたり不快感を覚えたりする人もいることでしょう。その為、「参考にさせていただきます」という言い回しそのものが、敬語に向いていないという見解もあります。

とはいえ、「参考にさせていただきます」は、一般的に広く浸透している言い回しでもあります。ある程度気心が知れている上司などに対しては、「参考にさせていただきます」という表現を使っても、問題ないという意見もあります。

また、「参考にさせていただきます」を目上の人に対して使う場合は、「勉強させていただきます」「ご意見をいただき、ありがとうございます」といった表現に言い換えることで、相手に不快感や失礼な印象を与えずに済む可能性もあるでしょう。

ビジネスメールで使える!「参考にさせていただきます」例文集

上記では、「参考にさせていただきます」の敬語表現について考察しました。「参考にさせていただきます」という表現そのものが、最終的には相手の意見ではなく自分の意見を優先させるニュアンスを含んでいる為、敬語として不適切である可能性があるという結論になりました。

一方で、「参考にさせていただきます」は一般的にさまざまなシーンで使われている身近な言い回しなので、よく顔を合わせる上司や気心の知れた先輩などに対して使う分には、失礼ではないという見解も存在します。

そこで続いては、ビジネスメールなどで使う場合に便利な、「参考にさせていただきます」を使った例文をご紹介していきます。

意見や指摘を受けた時

上司や先輩などから、自分の仕事や言動に対する意見や指摘を受けた場合、素直に受け止めて改善していく姿勢を見せることが大切です。ビジネスメールなどでも、文章で相手の意見や指摘を受け止めていく姿勢を見せる場合、「参考にさせていただきます」という言い回しを使うのも良いでしょう。

・ご指摘いただき有難うございました。今後の参考にさせていただきます。
・ご指摘いただいた点を参考にさせていただき、改善致します。
・これまでご教示いただいたことを、今後の仕事の参考にさせていただきます。

データや資料を受け取った時

また、「参考にさせいていただきます」は、上司や先輩から、業務に必要なデータや資料を受け取ったり教えてもらったりした際のお礼の言葉としても、使うことができそうです。

・只今お送りいただいたデータを参考にさせていただき、会議の資料を作成致します。
・資料をお送りいただき有難うございます。参考にさせていただきます。
・添付していただいたデータを参考にさせていただいて、資料が完成致しました。

ビジネスにおける「参考にさせていただきます」

上記では、上司や先輩から指摘を受けた場合や、データや資料を送ってもらった場合に注目して、「参考にさせていただきます」の例文をご紹介しました。敬語として目上の人に使うことを疑問視する声もある「参考にさせていただきます」という言い回しですが、よく顔を合わせる上司や先輩であれば、使っても問題ないケースが多いと予想できます。

上記でも触れましたが、「参考にさせていただきます」は、相手の意見や相手によって与えられた資料やデータなどを、あくまでも決断や判断の資料にさせてもらうというニュアンスが込められた言い回しとなっています。つまり、相手の意見や相手の与えてくれた資料などの内容に、全て従うというわけではありません。判断材料の1つとして活用するという意味合いになります。

ですから、ビジネスシーンで「参考にさせていただきます」を使用する場合は、上記のようなニュアンスや意味合いを理解して使うようにしましょう。

「参考にさせていただきます」の言い換え表現

上記でもご紹介したように、「参考にさせていただきます」という言い回しは、ビジネスシーンにおいて、使っても良い場合と使わない方が良い場合があると言えます。もし、「参考にさせていただきます」という言い回しを使わない方が良い場合、どのような表現に言い換えるべきか、言い換えの表現や同義語などをご紹介していきます。

・大変為になりました。
・大変勉強になりました。
・勉強させていただきます。
・貴重なご意見をいただき、有難うございます。  など

あくまでも最終的な判断や決断を自分で下す「参考」と比較して、上記の言い回しはやや謙虚な印象を相手に与えることができる場合もあります。状況や相手によって、「参考にさせていただきます」やその他の言い換えの表現を使い分けると、目上の人ともよりスムーズに会話をすることができるでしょう。

「参考にさせていただきます」は、時と相手によって使い分ける

いかがでしたでしょうか?今回は、「参考にさせていただきます」という表現をテーマにして、敬語表現やビジネスメール向けの例文、言い換え表現などをご紹介しました。

「参考にさせていただきます」という表現は、「参考」という言葉自体が、相手に違和感や不快感を与える可能性がある為、使う際は慎重に判断すべき言い回しと言われています。「参考」という言葉には、相手の意見を判断材料の1つとして利用するものの、最終的な決断や判断は自分の意見を優先させるニュアンスが含まれている為です。また、「させていただく」という表現も、一方的な意思の宣言と受け取られる可能性があります。

しかし、「参考にさせていただきます」は、一般的にもよく耳にする言い回しの為、ある程度親しい間柄の上司や先輩であれば、問題ないという意見もあります。ですから、時と場所、状況や相手によって、「参考にさせていただきます」とその他の言い換えの表現などを上手く使い分けることをおすすめします。

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