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「ご不便をおかけしますが」の意味とは?場面別の例文や英語表現についても紹介

更新日:2023年11月18日

「ご不便をおかけしますが」を日常で目にすることは多くあるでしょう。本記事では、「ご不便をおかけしますが」について、意味や使い方について紹介します。正しい使い方を知ることで、相手に対する信頼関係を築くことができます。気になる方は是非ご覧ください。

「『ご不便をおかけしますが』ってよく聞くけど、どういう意味だろう」
「『ご不便をおかけしますが』をちゃんと使いたい」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。「ご不便をおかけしますが」は、日常生活や街中で度々見かけます。

では、実際に、ビジネスや生活で使う場合、どのように表現するのが正しいのでしょう。中には「ご不便をおかけしますが」の使い方に迷ってしまう方はいるのではないでしょうか。

本記事では、「ご不便をおかけしますが」について、意味や使い方をお伝えします。また、使い方の例文を交え、類語や英語で表現する場合についてもお伝えします。

本記事を読むことで、「ご不便をおかけしますが」の正しい使い方を知ることができ、適格な場面で「ご不便をおかけすが」を活用することができるでしょう。

「ご不便をおかけしますが」を正しい使い方や意味を知りたい方は、是非ご覧ください。

「ご不便をおかけしますが」の意味

「不便(ふべん)」は、「便利でないこと、都合の悪いこと」という意味です。その不便に丁寧語の「ご」をつけて「ご不便」と表現します。そして、「おかけします」は、「かける」の謙譲表現であり、「及ぼす」という意味があります。

つまり、「ご不便をおかけします」は、「便利でない、都合の悪いことを及ぼしてしまう」という意味です。

また、「ご不便をおかけします」に「~が」を付けることで、その後に言葉を付け足して伝えることもできます。

「ご不便をおかけしますが」の使い方

「ご不便をおかけしますが」は、便利でない、都合の悪いことを及ぼしてしまう状況で使われます。例えば、工事中でその場が使えないときや、メンテナンスで作業ができないときに「ご不便をおかけしますが」は登場します。

ここでは、「ご不便をおかけしますが」の使い方を紹介します。

「ご不便をおかけしますが」に関連する言葉の使い方を知り、ビジネスや生活のなかで活用してみてください。

ご不便をおかけして申し訳ございません

「ご不便をおかけして申し訳ございません」は、「都合の悪いことを及ぼしてしまい、すみません」という意味です。何か都合の悪いことが起き、謝罪をしなければいけないときに使われます。

例文
・「ただいま工事中です。ご不便をおかけして申し訳ございません。」

現在起きている不都合なことに対して、謝罪をするときに使われますが、状況が改善した場合にも「ご不便をおかけして申し訳ございません」は使うことができます。

ご不便をおかけしますがご容赦くださいませ

「ご不便をおかけしますがご容赦(ごようしゃ)くださいませ」は、何か不都合があった場合に謝罪をするときに使われます。また、「ご容赦」は、「許す」という意味がありますので、「謝罪」と「許してほしい」ときに使います。

つまり、「ご不便をおかけしますが、ご容赦くださいませ」は、「都合が悪いことを及ぼしてしまいました。許してください」という意味になります。

ご不便をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます

「ご不便をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます」は、「都合が悪いことを及ぼしてしまい、心からお詫びをします」という意味です。何か不都合なことがあったときに謝罪をする場合に使います。

「お詫び」とは、謝ること、謝罪するという意味があります。

「ご不便をおかけします」で都合が悪い事態が起きたことを謝罪する意味がありますが、さらに「心より~」を付けることで誠意が伝わりやすい表現になります。

ご不便をおかけしますがご了承くださいますようお願い申し上げます

「ご不便をおかけしますがご了承くださいますようお願い申し上げます」は、「都合の悪いことを及ぼしてしまいましたが、事情を聞き入れてください。お願いします」という意味があります。

「ご了承」とは、「事情をよく理解して聞き入れること」という意味です。

何か不都合なことが起きたことに謝罪をすると共に、事情を聞き入れてくださいというお願いも込めるときに使うと良いでしょう。

ご不便をおかけすると存じますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします

「ご不便をおかけすると存じますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします」は、「都合の悪いことをかけてしまうと思いますが、どうかわかってください。お願いします」という意味があります。

「存じます」は、「思う」の謙譲語で、「何卒(なにとぞ)」は、「どうか」という気持ちを表す言葉です。そして「ご理解」は、「相手の気持ちを察すること」という意味です。

これから騒音や都合が悪い状況が起きることを伝えると共に、その状況を理解してほしいという願いを込めるときに使います。

「不便をかける」は正しい日本語

「不便をかける」は、「都合が悪いことをかける」という意味であることをお伝えしました。そして「~をかける」という言葉は、「心配をかける」、「苦労をかける」など影響を及ぼすときに使います。

では、「不便をかける」は正しい日本語なのでしょうか。

正解は、正しい日本語です。

辞典にも「不便をかける」という言葉が載っていることから、正しい日本語なのです。

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初回公開日:2017年10月02日

記載されている内容は2017年10月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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