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「間違っている」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年01月17日

「間違っている」を敬語で言うと「間違っています」「間違いを致しました」「お間違いです」になりますが、どれもぴったりこないような印象を受けませんか。「間違っている」と目上の人に伝えたい時にはどうしたらいいのか。具体例を挙げながら解説いたします。

ご確認いただけますでしょうか

「すみませんがご確認いただけますでしょうか」「間違っているような気がするのですが、ご確認いただけますか」などの伝え方をすると、「間違っています」とだけ言うよりも丁寧な印象になります。

部下の仕事を確認して間違いを見つけた、というような場面でも「間違っている」とだけ伝えるよりも「確認してもらえますか」と言った方が丁寧な印象になります。

私の思い違いでなければ

目上の人の間違いを見つけてしまい、それを指摘しに行くというような場合は「間違っています」と伝えるのは難しいです。

「お間違いになっておられるようです」など「間違っている」をより丁寧な敬語にして伝えようとすると二重敬語になってしまうので、そのように考えるのではなくクッション言葉を添える形で表現を丁寧にするのが良いです。

「私の思い違いかもしれないのですが、こちらお間違いではないでしょうか。恐れ入りますが、ご確認をお願いいたします」など、「私の思い違いかもしれないですが」「恐れ入りますが」などのクッション言葉を挟んで「間違っている」と伝えると丁寧な印象になります。

「間違っている」の敬語での使い方

「間違っている」は敬語にすると「間違っています」「お間違いです」「お間違いになっています」などになります。「お間違いになっている」は、尊敬語ですが二重敬語にあたるので耳障りに感じる人がいる可能性があります。

「間違っている」を丁寧に伝えたい場合はクッション言葉を言い添えるか、別の表現を検討すべきです。

敬語の種類

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」があります。「間違っている」は丁寧語、「間違いを致しました」が謙譲語、「お間違いです」は尊敬語です。

使い方

尊敬語は目上の人に、謙譲語は自分に対して使います。丁寧語は自分、相手、第三者、目上の人など誰に対しても使うことができます。

メールでの使い方

相手のメールの中に問題になるような間違いを見つけた場合は、「思い違いかもしれないのですが、××の部分をお間違いかと存じます。恐れ入りますがご確認いただけますでしょうか」などの伝え方をします。

ビジネスでの使い方

ビジネスで使う場合は、部下の仕事を確認して間違いを見つけた、などのシーンでは「間違っています」とそのまま伝えるのが親切です。「確認をお願いします」と伝えても指摘されている間違いに気づけない可能性があるためです。

目上の人の間違いを見つけた、という場合は「ご確認をお願いします」と伝えるべきです。こちらの思い違いで、特に間違ってはいないという可能性があるためです。

「間違っている」を敬語表現する時の例文

自分の間違いを見つけた、という場面では「間違っている」ではなく「失敗いたしました」と伝えた方が丁寧な印象の言葉遣いになります。

部下のミスを見つけた、という場合は「ここが間違っている」とそのまま伝えるのが親切です。どう間違っていてどう直すべきなのかまで伝えた方が良い場合もあります。

上司のミスを見つけた時には「私の思い違いかもしれないのですが、ご確認いただけますか」と伝えるのが丁寧です。

「間違っている」の敬語を使いこなそう!

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初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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