「聞いてほしい」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

相談

「聞いてほしい」は「相談に乗って欲しい」という場面でも使うことがあります。

「困った事が起こっているのですが、話を聞いていただけませんか」「話すと考えを整理できるような気がするので、聞いていただけませんか」などの「聞いてほしい」は「相談させてほしい」に言い換えることができます。

「相談させてほしい」は敬語にすると「ご相談させてください」「相談させていただけますか」などになります。

話

「聞いてほしい」は「話を聞いてほしい」とというような表現で使うことが多いです。「少し話があるのですが、聞いていただけませんか」などの使い方をします。

「少し話をしませんか」が話し合いたい、というニュアンスなのに比べて「少し話を聞いていただけませんか」は、「聞いてほしい」と言っている側がひとりで話し、相手はそれを聞く、というニュアンスがあります。

歌・音楽など

「聞いてほしい」は、音楽などを「聞いてもらいたい」という場面でも使います。「聞いてほしい音楽があるのですが」「この歌はとても素敵なのでぜひ聞いてみてください」などの使い方をします。

「聞いてほしい」の別の敬語表現

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「聞いてほしい」には似通った表現がいくつかあります。「話がしたい」「教えて欲しい」「話したいことがある」などは少しニュアンスが違いますが、「聞いてほしい」と似通った意味を持つ言葉です。これらの敬語表現をお伝えします。

話がしたい

対話したい、という場面では「聞いてほしい」ではなく「話がしたい」などの表現を使います。「話がしたい」の敬語表現は「話をさせていただきたい」「お話しさせていただきたい」などです。

「話したいことがある」の場合は「聞いてほしい」とほぼ同じ意味になります。「話したいことがある」の敬語表現は「話したいことがあります」です。

教えて欲しい

話を聞いてもらった後で助言が欲しい、という場合は「聞いてほしい」と言っても良いですが、「教えて欲しい」ということもできます。教えて欲しいの敬語表現は「教えていただきたい」です。

「どうしたらいいのか困っているので、話を聞いていただきたいのですが」は「どうしたらいいのか困っているので、教えていただけないでしょうか」と言い換えることができます。

話したいことがある

「聞いてほしい」は、「話したいことがある」と同じ意味です。「話したいことがある」は敬語にすると「話ししたいことがあります」になります。

「新しく始めた仕事の件で、聞いていただきたいことがあります」は「新しく始めた仕事の件で、話したいことがあります」に言い換えることができます。

「聞いてほしい」に対する返事

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「聞いてほしい」には「聞いていただきたいことがあります」「聞いていただけないでしょうか」などの敬語表現があります。

「聞いていただきたいことがあります」と言われた場合の返事は「聞きます」あるいは「聞けません」ですが、これらの敬語表現をご紹介します。

お伺いします

「聞きます」を謙譲語の形で敬語にすると「お伺いします」になります。「お話ししたいことがあるのですが」「お伺いします」などの使い方をします。