どうなさったんですか
「お話ししたいことがあるのですが、聞いていただけませんか」と言われて、聞いてもいいけれど「どうしたのだろう」と感じた場合は「どうなさったんですか」などの表現を使います。
少し待っていただけますか
「聞いていただきたいことがあります」と言われたけれど、時間が無くて今は聞けない、という場合は「少しお待ちいただけますでしょうか」などの返事をします。
聞くけれど、長い時間を割くことはできない、という場合は「××時から予定があります。それまででしたら時間をとれます」などの返事をします。
「聞いてほしい」の敬語表現を使いこなそう!
「聞いてほしい」は丁寧語では「聞いてほしいです」、謙譲語では「聞いていただきたい」になります。
相手と対話したいわけでは無く、こちらの話を聞いてもらいたい、という心境を伝える時に使います。「困ったことが起きていまして、話を聞いていただけたらと思うのですが」などの使い方をします。
相手と対話したい、という場面では「聞いてほしい」ではなく「話がしたい」と言います。「話がしたい」の敬語表現は「話がしたいです」「お話しさせていただけませんか」などです。
「聞いてほしい」に意味が近い言葉には「話したいことがある」があります。「話したいことがある」の敬語表現は「話したいことがあります」です。
「聞いてほしい」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。