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「生まれる」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月20日

生まれるには色々な使い方があります。子供が生まれる、など誕生を意味するもの。愛情が生まれる、など感情から出てくるもの。新しく物が作りだされる時にも生まれると使われます。では、その生まれるの敬語とはどんなものなのでしょうか。

「アイデアが生まれる瞬間」「金メダリストが生まれる瞬間」など、「生まれる」は「瞬間」という言葉と組み合わせて使われることがあります。

「生まれる瞬間」を敬語にすると「生まれる瞬間です」になります。「金メダリストが生まれる瞬間です。皆さま、ご注目ください」などの使い方をします。

疑問が生まれる

「その発言から疑問が生まれた」などの言い回しをすることがあります。「ふと疑問が生まれた」「彼の行動から疑問が生まれた」などの使い方をします。

「ふと疑問が生まれた」を敬語にすると「ふと疑問が生まれました」になります。「湧いた」という場合もあります。「ふと疑問が湧きました」などの言い回しをします。

新商品が生まれる

新しいものができることを「生まれる」と表現します。「皆様のアイデアで新しい商品が生まれます。ご意見をお寄せください」などの使い方をします。

愛情が生まれる

「愛情が生まれる」など、新しい感情が芽生えたときにも「生まれる」という言葉を使います。

「猫は嫌いだったけれど、ずっと一緒にいると愛情が生まれました」「もともと好きで結婚したわけでは無かったのだとしても、人柄に触れるにつれて愛情が生まれることもあります」などの使い方をします。

「生まれる」の別の敬語表現例や言い換え

「生まれる」はこのままの形で敬語にすると「生まれます」になります。しかし、何かが生まれる、という場面では「生まれました」という過去形や、「生まれることもある」などの言い回しで使うことの方が多いです。これらの敬語表現をご紹介します。

子供が生まれる

「子供が生まれる」という場面で「生まれる」を使う場合は、目上の人の子供であったとしても「お生まれになる」は使わないのが一般的です。

「もうすぐ子供が生まれるとお聞きしました。おめでとうございます」「子供が生まれるそうですね。おめでとうございます」「お子さんが生まれるとお伺いしました」などの言い方をします。

生まれることもある

新しい感情が湧いて来た、という場面でも「生まれる」という言葉を使います。「一緒にいるうちに愛情が生まれる」は、「一緒にいるうちに愛情が生まれることもある」というような言い回しをすることが多いです。「生まれることもある」は敬語にすると「生まれることもあります」です。

「ペットは飼っているうちに可愛いという感情が生まれることもあります」「残業はつらいですが、一緒に激務を乗り越えると同僚との間に友情が生まれることもあります」などの使い方をします。

誕生する

子供や新商品などが「生まれる」、という場面で使う「生まれる」は「誕生する」に言い換えることができます。

「もうすぐ新しい商品が生まれます」は「もうすぐ新しい商品が誕生します」に言い換えることができます。「もうすぐ赤ちゃんが生まれます」は「もうすぐ赤ちゃんが誕生します」に言い換えることができます。

湧く・感じる・生じる

「感情が生まれた」という意味で「生まれる」を使う場合は、「湧く」「感じる」「生じる」などの言葉に言い換えることができます。

「愛情が生まれる」は「愛情が湧く」「愛情を感じる」「愛情が生じる」に言い換えることができます。敬語にするとそれぞれ「愛情が湧きます」「愛情を感じます」「愛情が生じます」になります。

「生まれる」の過去形の敬語

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初回公開日:2018年02月28日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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