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「生まれる」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月20日

生まれるには色々な使い方があります。子供が生まれる、など誕生を意味するもの。愛情が生まれる、など感情から出てくるもの。新しく物が作りだされる時にも生まれると使われます。では、その生まれるの敬語とはどんなものなのでしょうか。

「生まれる」は「生まれた」という過去形で使うことも多いです。「生まれた」の敬語表現も確認しておきましょう。

生まれました

「生まれた」は丁寧語にすると「生まれました」です。「我々の会社は此処で生まれました」「ここは有名な小説が生まれた場所です」「ついに金メダリストが生まれました」などの使い方をします。

「生まれた」の尊敬語は「お生まれになった」です。「お生まれになった」は目上の人に対して使っても問題ありません。「此処が貴方がお生まれになった場所なのですか」「社長がお生まれになったのは昭和20年です」などの使い方をします。

「生まれる」「生まれた」は謙譲語で表現できる?

「生まれる」「生まれた」は謙譲語の形で敬語にすると「生まれさせていただく」「生まれさせていただいた」です。謙譲語にすることは可能です。しかし、使う場面はほぼありません。

「私は此処で生まれた」は敬語にすると「私は此処で生まれました」になります。「私のアイデアは此処で生まれた」も敬語にする場合は丁寧語にします。「私のアイデアは此処で生まれました」という形になります。

「生まれる」の敬語表現を使いこなそう!

「生まれる」は敬語にすると「生まれます」になります。「アイデアが生まれます」「もうすぐ赤ちゃんが生まれます」などの使い方をします。

「お生まれになる」はあまり使わない表現です。「アイデアがお生まれになる」はアイデアを尊敬する形になるので不自然です。また「部長の赤ちゃんがお生まれになる」という表現は「部長」を尊敬しているのではなく「赤ちゃん」を尊敬している形の表現になるため不自然です。

「生まれた」の尊敬語「お生まれになった」であれば目上の人に使っても問題ありません。「先輩は此処でお生まれになったんですね」「貴方は冬にお生まれになったそうですね」などの使い方をします。

「生まれる」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

初回公開日:2018年02月28日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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