「生まれる」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年08月03日
「生まれる」の敬語表現
「生まれる」の敬語は「生まれます」です。丁寧語の形で敬語にするのが一般的です。「たくさん勉強をすると多くのアイデアが生まれます」「もうすぐ次男が生まれます」などの使い方をします。
丁寧語
「生まれる」は敬語にする場合は「生まれます」と、丁寧語の形にすることが多いです。「アイデアが生まれました」「子供が生まれます」などの使い方をします。
尊敬語
「生まれる」の尊敬語は「お生まれになる」です。「イエス様がお生まれになった日」「お釈迦様がお生まれになった場所」「もうすぐ王女様か王子様がお生まれになる」など、「その赤ちゃんに対して尊敬語を使うべきだ」という非常に限定された場面でしか使いません。
「もうすぐ部長のお子さんがお生まれになる」「先輩の赤ちゃんがお生まれになる」は、間違いという訳ではありません。しかし、生まれる、は受動的な言葉ですので、子供に対して尊敬語を使う形になります。目上の人の子供であったとしても、子供に対して尊敬語を使うのはやや過剰です。
尊敬語や謙譲語は人間関係の中で尊敬やへりくだる形の表現をする際に使う言葉です。大人同士が会話する場面で使います。通常子供には丁寧語以外の敬語を使いません。
「生まれる」の敬語での使い方
「生まれる」は「生まれます」が敬語表現になります。「話し合うことでアイデアが生まれます」「もうすぐ妹に赤ちゃんが生まれます」などの使い方をします。
敬語の種類
敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」があります。「生まれる」は丁寧語では「生まれます」、尊敬語では「お生まれになる」です。謙譲語は使うことはほぼ無いと考えられますが、「生まれさせていただく」です。
使い方
「王女様か王子様がお生まれになる」「アイデアが生まれます」「新しい会社が生まれます」「もうすぐ赤ちゃんが生まれます」などの使い方をします。
メールでの使い方
「もうすぐ赤ちゃんが生まれると伺いました。おめでとうございます。大変な時期かと存じます。どうぞご自愛くださいませ。また生まれたらお写真など送って下さい」などの使い方をします。
「生まれる」を敬語表現するときの例文
「生まれる」は「もうすぐ赤ちゃんが生まれます」「疑問が生まれました」などの使い方をします。謙譲語では「生まれさせていただく」「生まれさせていただいた」などの言い回しになりますが、使う場面はほぼありません。
尊敬語では「お生まれになる」です。「お生まれになる」は生まれて来る「赤ちゃん」を尊敬する形の表現になります。このため、イエスキリスト、釈迦、など、存在自体が尊いような人か、王子や王女など赤ちゃんの段階で社会的な地位が定まっているような相手に対してしか使いません。
生まれる瞬間
初回公開日:2018年02月28日
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