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「教えてくれてありがとう」の敬語表現・使い方・別の敬語表現例

更新日:2020年06月04日

学校を卒業しても、私たちは一生学び続けます。先生は、同じ会社の先輩や同僚、時には取引際の方など様々です。教えてくれた時、みなさんはなんと伝えていますか。「教えてくれてありがとう」でしょうか。今回は、失礼のない「教えてくれてありがとう」についてご紹介します。

「教えてくれてありがとう」と目上の方に敬語で伝えたい

人生は、学びの連続です。学校を卒業して社会に出てからも、学びの場面は多々あります。会社の同僚や先輩、上司、取引先の担当者など、接する人が多くなる分、その人たちから学ぶことも多くなっていきます。

社会に出てからの学びは一生ものです。あなたのこれからの人生の糧となっていきます。そんな大事なことを教えてくれた人たちに「教えてくれてありがとう」という気持ちを、あなたは伝えられますか。

同期入社の同輩や親しい友人になら「教えてくれてありがとう」で十分伝わりますが、先輩や上司、取引先など目上の方にはどうでしょう。友人たちと同じノリで「教えてくれてありがとう」と言ってしまうと失礼になり、せっかくの気持ちが伝わりません。

こんな時、どうすれば「教えてくれてありがとう」という気持ちがきちんと伝わるのでしょうか。そう、「敬語」を使います。

「教えてくれてありがとう」を敬語で表現すると?

私たちは皆、小学校の国語の授業で敬語を学習しています。「敬語」という言葉自体が教科書に登場するのは高学年になってからですが、小学校に入学したての1年生の時から、ていねいな言葉の使い方を学び、「先生と話す時の言葉と、友だちと話す時の言葉は違うのだ」くらいのことはわかるようになります。

しかしそれだけ小さいころから敬語について学んでいるのに、大人になってもきちんと敬語を使いこなせている人は決して多くありません。社会に出てから、「これって敬語で何て言えばいいんだろう」と悩むことは、誰しも、一度や二度ではないでしょう。

「教えてくれてありがとう」を敬語で言うとどうなるか。あなたはパッと思い浮かびますか。

そもそも敬語って何?

それだけ「何となく」しか身についていない敬語ですが、そもそも敬語とは何なのでしょうか。

それは、話している相手や、話題にのぼっている人物に対する敬意を示す表現の仕方のことをいいます。「あなたを(または話題の中の人物を)尊敬しています」ということを直接的に言わなくても、会話の中で使う表現によって尊敬の念を伝えることができるもの、それが敬語です。

「教えてくれてありがとう」をきちんと敬語で表現できれば、感謝の気持ちだけでなく、尊敬する気持ちも伝えることができます。

敬語にはどんな種類がある?

「教えてくれてありがとう」を敬語で表す方法は、一つだけとは限りません。

国語の授業で敬語を学んだ記憶のある方なら、敬語にはいくつかの種類があることを覚えていることでしょう。実際、敬語には一般的に3つの種類があります。

丁寧語

丁寧語は、今、会話をしている相手に対する敬意を示す敬語です。ていねいな言葉というと、単語の頭に「お・ご・御」をつけたり、最後を「です・ます調」にすることが真っ先に思い浮かびますが、それこそが丁寧語です。

「教えてくれてありがとう」を丁寧語で表すとしたら、「お教え下さってありがとうございます」となります。

最も使いやすい敬語といえるでしょう。

尊敬語

尊敬語は、会話をしている相手もしくは話題の中の人物を、自分より高めることによって敬意を示す敬語です。「いらっしゃる(いる)」、「おっしゃる(言う)」、「召し上がる(食べる)」などはすべて尊敬語です。

先ほどの「お教え下さってありがとうございます」の「(~して)下さる」も、尊敬語表現の一つです。従って、「教えてくれてありがとう」を尊敬語で表しても、やはり「お教え下さってありがとうございます」となります。

謙譲語

謙譲語では、自分を、会話をしている相手もしくは話題の中の人物より低めることによって敬意を示します。「おる(いる)」、「申し上げる(言う)」、「いただく(食べる)」などが代表例です。

「教えてくれてありがとう」を、謙譲語で表すなら、「ご教示いただき、感謝申し上げます」となります。「(~して)いただく」と「申し上げる」が謙譲語です。

「教えてくれてありがとう」こんな場面でこう使う!

さて、「教えてくれてありがとう」の敬語表現をいくつか見てきましたが、これを社会の中のさまざまな場面で実際に使うにはどうすればいいでしょう。

「教えてくれてありがとう」の気持ちを伝える場面を思い浮かべて下さい。

提出した企画書について上司からいくつかの指摘をされた時、プレゼンの準備中に先輩からアドバイスを受けた時、取引先とのランチの時に、先方の担当者から聞いた話が本当に自分の役に立ったのでメールでお礼の気持ちを伝えたいと思った時など、いろいろな場面がありますが、大きく分けると、直接言葉で伝える場面と文書で伝える場面とがあります。

話す時と書く時では違う

言葉には「口語」と「文語」がある、ということも、学校の国語の授業で学んだ記憶があるでしょう。口語は話し言葉のことで、その語のとおり、話してみて自然に感じる言葉です。文語は書き言葉のことで、書いてみて自然に感じる言葉です。

話す時に文語を使うと何だか堅苦しくて不自然な感じがしますし、書く時に口語を使うと不真面目な感じがします。つまり言葉には、話すのに向いている言葉と書くのに向いている言葉がある、ということです。

オフィスや商談の場で使うなら

オフィスや商談の場など、直接自分で伝えるなら、話してみて自然な形にしましょう。

例えば、謙譲語表現の「ご教示いただき、感謝申し上げます」を、実際に自分の口で言ってみて下さい。あまりにも堅苦しすぎると感じませんか。いくら相手が自分の会社の社長だったとしても、これでは不自然に感じられ、せっかくの「教えてくれてありがとう」の気持ちが伝わらなくなってしまいます。

直接言葉で伝えるなら、先輩でも上司でも取引先でも、丁寧語+尊敬語で十分です。

「ああ、そんな方法があるんですね。勉強になります。お教え下さってありがとうございます。」

これで十分、「教えてくれてありがとう」の気持ちは伝わりますし、むしろこの方が自然です。

メールなどの文書で使うなら

初回公開日:2018年03月06日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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