「残念でした」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年06月28日
「残念でした」の別の敬語表現例
「残念」の意味や類語を理解したうえで、「残念でした」の他の言い方や類語での表現例を詳しくみていきましょう。
「残念でした」の他の言い方
「残念でした」の他の言い方についてお伝えします。「残念」はやはりネガティブな意味ですので、使用する場合は何かを断わるときになります。では、「残念でした」以外の他の言い方をみると、よく使用されるのは、「残念ながら」や「残念ですが」があります。何かを断る場合に使用します。
使用例としては、下記のような文になります。
・「誠に残念ながら、今回はお断りさせていただきます」
・「誠に残念ながら、ご期待に沿えない結果となりました」
・「期待に沿えない結果となり、大変残念です」
類語としての表現
次に類語の中でも遺憾を注目してみていきましょう。
「遺憾」は、「残念」とほぼ意味合いでありながらも残念より、公的な場面での使用が多い言葉です。書面などにする場合も残念と記載されるより、遺憾と記載され、重きを置かれます。公的な場での謝罪での言葉にもよく使用されるため、謝罪の言葉のようにみえますが、実は残念と同じ意味であることを覚えておきましょう。
では、その遺憾の使用例をみていきましょう。
・「誠に遺憾ながらご要望に沿うことができませんでした」や、
・「今回の受賞を逃したことは遺憾に堪えない」
などと使用します。
さらに、相手を非難するときにも使用します。その場合の例文もみてみましょう。
・「ご回答をいただけなく、誠に遺憾に存じております」
などと使用されます。
残念にならない言葉遣いをしよう
いかがでしたでしょうか。今回は、「残念でした」の敬語表現や使い方、その例文などをお伝えしました。
「残念でした」という言葉ももちろんですが、敬語についてもその3種類の違いをきちんと理解していきましょう。ビジネスシーンでは言葉遣い、特に敬語は基本になりますので、使い方を誤って残念にならないようにしましょう。あなたのビジネスシーンがより輝けるよう言葉遣いを一度見直していきましょう。
初回公開日:2018年02月23日
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