「ご意見」の使い方と例文・敬語の種類・ご意見の別の敬語表現
更新日：2024年01月23日
敬語「ご意見」の意味
「ご意見」は「意見」を尊敬語の形で敬語にした表現です。相手の考えを聞きたいということを伝える場面で使います。「ご意見をお願いいたします」「ご意見がございましたらお願いいたします」「ご意見をご記入ください」などの使い方をします。
敬語「ご意見」の使い方
「ご意見」は尊敬語です。相手の考えを聞きたいということを伝える場面で使います。「ご意見をお伺いしたい」などの使い方をします。「私のご意見を伝えたいと思っています」などは間違った敬語表現にあたります。
「ご意見がありましたらお願いいたします」「ご意見を募集しています」「新しく導入したシステムについてご意見がございましたらお知らせください」などの使い方をします。
敬語の種類
敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」があります。「ご意見」は尊敬語にあたります。尊敬語は相手の行為や相手の物に対して使う敬語です。
「意見を言う」は謙譲語にすると「意見を申し上げる」になります。「自分の意見を言いたい」という場合は、「××の件でお伝えしたいことがあるのですがお時間をいただけますか」「お話ししたいことがあるのですが、少し時間よろしいですか」などの言い方をすることが多いです。
使い方
「ご意見がこざいましたらお願いいたします」「ご意見を募集しております」「何かご意見、ご質問などはございますでしょうか」などの使い方をします。相手の考えを聞きたい時に使います。
「貴重なご意見をありがとうございます」「頂戴したご意見を参考にして改善していきます」など、相手の考えを聞いて、そのことにお礼を言うような場面でも「ご意見」を使います。
敬語「ご意見」の例文
「ご意見」という言葉には「いただく」「頂戴する」「伺う」などの言葉が続くことが多いです。「ご意見」のよくある使い方をご紹介します。
ご意見をいただく
「ご意見をいただけたらと思っています」「先輩のご意見をいただきたいです」など、相手の意見が欲しい、ということを伝える場面で「ご意見いただく」という言葉を使います。「いただく」は「もらう」を謙譲語の形で敬語にした表現です。
ご意見を頂戴する
「この件について、部長のご意見を頂戴できたらと存じます」「頂戴いたしましたご意見を参考に改善いたしました」などの使い方をします。
ご意見を伺う
「ご意見を聞く」は間違いではありませんが「意見を聞く」という場合は「伺う」を使うことが多いです。
「このまま進めて構わないか、社長のご意見を伺いに行こう」「まだAさんのご意見を伺っていない」「ご意見を伺ってから決めよう」などの使い方をします。
「ご意見」を使う場面の例
初回公開日：2018年02月15日
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