「考えている」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年08月30日
考えを巡らせています
「巡らす」には、「種々の方面から考える」の意味があります。すなわち、「さまざまなことを含めて考える」ということです。「考えを巡らせています」が表していることは、「あることに関して、さまざまなことを含めて考えている」様子です。
いろいろと思い浮かべています
「思い浮かべる」は、「思う」内容を「頭の中で考える」ことを表しています。「いろいろ」は「さまざま」と同じく「種々」のものを意味しますが、「考えている」と同じような意味で使う場合には「思い浮かべています・◯◯を思い浮かべています」などの使い方でも良いでしょう。
頭の中を整理しています
「整理」は「乱れているものを整えたり、不要なものを取り除く」といった意味があります。「考えている」内容が「さまざまなものでごちゃごちゃしている場合」には「頭の中を整理しています」を使うことができます。
あれこれと推察しています
「推察」は「おおよそこうだろうと察すること」で、「あれこれ」は「いろいろと」と似た意味を持ちます。つまり、「いろんな可能性をおおよそこういうことだろうと察する」ことを表しています。
「考えている」の敬語表現を正しく使おう!
「考えている」は、いろんな敬語表現にすることができます。尊敬語には「お考えになる・ご高察なさる」などがありますが、無難なのは「お考えになる」です。謙譲語には「考えております・拝察する・愚考する」などがありますが、「考えております」が最も無難です。
丁寧語にあたる「考えています・考え中です」などの中では「考えています」が最も無難で、一般的によく用いられる「考えている」の敬語表現になります。敬語表現は各種類(尊敬語・謙譲語・丁寧語)で、それぞれの使い方があります。「考えている」ことを伝えるシーンは少なくないため、敬語表現の使い方を間違えないように、正しく使いましょう。
初回公開日:2018年02月28日
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