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「久しぶり」の敬語表現・久しぶりの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年04月05日

しばらくの間会っていない人や、何の連絡も取り合っていなかった人に会った際に使う「久しぶり」という言葉ですが、この「久しぶり」の敬語表現とはどのような使い方なのでしょうか。ケースに応じた「久しぶり」という言葉の敬語についてご紹介していきます。

「久しぶり」を敬語表現するときの例文

携帯電話やパソコンの電子メール、手紙などで「久しぶり」を敬語で表現するときの挨拶文は、まず一般的な手紙と同じように季節を表す文、相手の人への気遣い、音沙汰がなかったことへのお詫び、それから自分の現在の状況といったことを伝えます。

例えば季節が夏であれば「ご無沙汰しております、暑い日が続いておりますが、お体にお変わりはありませんか。しばらく音沙汰もなく申し訳ありません。父の法要の際は大変お世話になりました。わたくしや家族も、ようやくこちらでの生活に慣れてきたところです」といった文章になります。

「久しぶり」の別の敬語表現例

「久しぶり」の敬語表現は「お久しぶり」ですが、別の表現では先述してきましたように「ご無沙汰しております」がよく使用されます。その他には「久しぶり」を「久々」や「しばらくぶり」といった表現をする場合もありますが、敬語として「久々です」や「しばらくぶりです」は正しいとはいえません。

また「久々です」や「しばらくぶりです」といった表現は、目上の人に使用すると失礼になるため仕事などでは使わないようにしましょう。せいぜい友人や知人、仲の良い先輩といった関係の人にとどめておくことが無難です。

ご無沙汰しておりますの意味

「ご無沙汰しております」という言葉は「おひさしぶりです」という敬語の謙譲語で、その意味は「沙汰がない」という言葉がありますが「沙汰」とは便りや知らせといった意味で、お便りなどの知らせがない、ということです。

挨拶のときに「ご無沙汰しております」を用いることの意味としては、しばらくの間何の知らせも連絡もしなかったことをお詫びするということです。そのため「申し訳ありません」を「ご無沙汰しております」の後に用いることがあります。

場面で使い分ける「久しぶり」の敬語表現

それぞれのケースや相手の人の立場によって使い分ける必要がある敬語という表現ですが、これまでご紹介してきましたように、しばらく会っていなかった人に用いる「久しぶり」という表現もそのひとつです。

特に以前お世話になったことのある目上の人には「久しぶり」を正しく敬語の挨拶として表現することは非常に大切なことであり、社会の礼儀でもあります。これらの「お久しぶりです」や「ご無沙汰しております」が挨拶として正しく使えるかどうかが、自分への評価に繋がるといっても決して過言ではないでしょう。

初回公開日:2018年02月20日

記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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