「お二方」の意味と使い方を紹介|例文や英語表現も併せて解説
更新日:2024年08月09日
ビジネスマンとして仕事を行っている方の中には、ビジネスシーンで取引先との商談の場や交流があるシーンで複数社の方と同時にお話をするシーンを経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
このようなビジネスシーンで、「お二方」を使用する際の例文を紹介します。
- お二方の同意を得られたので、今後は三社で方針決定します。
- お二方とご一緒できて嬉しいです。
接客業の場合
接客業では相手方、お客さまを指す言葉を使用するシーンが多くあり、その中で適切な敬語表現をできないと、失礼にあたってしまうこともあるでしょう。接客シーンで適切に「お二方」を使用し、失礼のない接客ができると良いでしょう。
接客業で、「お二方」を使用する際の例文を紹介します。
- ご予約はお二方で承っておりますが、ご変更はございませんでしょうか?
メールの場合
ビジネスメールでは、「お二方へ」などのような敬語表現が使用されるケースが多いです。これは複数社でメールのやり取りが行われている際に使用されます。
ビジネスシーンでは、先方に対して敬語表現を使用するシーンが非常に多いのでここではメールにおいての使用例をご紹介します。ビジネスメールでスムーズなやり取りのために、適切な敬語表現を理解しましょう。
- A様とB様のお二方に資料の件でご連絡しました。
人を指さない場合
人を指さないケースもあり、これも多くはビジネスシーンで個人ではなく、会社を指すシーンで使用されます。また個人の意見ではなく、会社としての意見を聞く際などに使用される敬語表現です。
二つ以上の会社の代表として「お二方」と表します。このような普段の使い方とは別の使い方もあるので、注意が必要となります。例文を通して誤用しないようにしましょう。
- お二方の合意を得られたので、今回はこのまま進行させて頂きます。
名簿や一覧を確認する場合
「お二方」という敬語表現は、二人一組が明確である際に使用されます。夫婦やカップルなどがこれにあたります。このようなシーンでは二人一組が明確な場合のみ使用し、二人一組であることが明確でない際は使用を避けた方が無難でしょう。
実際に名簿などを確認し、二人一組が明確であった場合「お二方」はどのように使用されるのか把握しましょう。
- お二方のご署名をいただいてもよろしいでしょうか。
「お二方」の注意点
「お二方」という敬語表現を使用する際の注意点があります。敬語は二重敬語や過剰敬語になってしまうと逆に失礼な表現になってしまいます。
「お二方様」のように「方」と「様」で敬語表現が重なってしまうと失礼になりますので、「お二方」もしくは「お二人様」などのように正しい表現をしましょう。その場に合わせて敬語表現を使い分けができると良いでしょう。
「お二方」の類語
「お二方」のみならず、同じように敬語表現を含めた言葉は多数あります。ビジネスマンとして仕事をしている方、接客業をおこなっている方は敬語表現をその場に合わせて使い分けができるように類語も把握しましょう。
各類語で自分が今使っている敬語表現が正しい使用ができているのか不安に感じている方は、確認の意味も込めてチェックしてみてください。
初回公開日:2018年03月03日
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