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「やりたい」の敬語表現・やりたいの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年03月12日

自分のやりたいことを意思表示する際に使われる「やりたい」という表現。「やりたい」を敬語で正しく表現できるでしょうか。この記事では「やりたい」の敬語表現について解説していきます。「やりたい」の敬語表現について知りたいという方はぜひ読んでみてください。

「やりたい」の敬語表現

これが「やりたい」と自分の思いや意見をしっかりと伝えることは大切ですし、自分のやりたいことを伝えなければいけないことは多々あります。

「やりたい」という表現は友達、親族、知り合い、職場など日常会話からビジネス会話まであらゆる場面で使われます。友達や親族など親しい間柄で特に改まった表現を使う必要のない場合は「これやりたい」など特に深く考えることなく使うことができます。

しかし、目上の人など正しい敬語を使わなければいけない人に「やりたい」と敬語で表現するにはどのような表現を使えばいいのでしょうか。「やりたい」の敬語表現をご紹介していきます。

丁寧語

「やりたい」の丁寧語での敬語表現は「やりたいです」です。

丁寧語は「です、ます、ございます」などを用いて話し手に敬意を示す話し方であるため「やりたい」に丁寧語「です」をつけて「やりたいです」とすることで丁寧語になります。

どのように使われるのか例文をいくつかご紹介します。

「明日のパーティーでこのゲームをやりたいです。」
「私がこの企画をやりたいです。」
「明日晴れたら野球をやりたいです。」

尊敬語

「やりたい」の尊敬語は「なされたい」や「されたい」です。尊敬語は相手の動作に敬意を示す表現であるため「やりたい」と言っている相手に敬意を示します。

「やりたい」に尊敬語の「なさる」や「される」をつけて「なされたい」や「されたい」とすることで尊敬語になります。どのように使われるのか例文をいくつかご紹介します。

「課長がこの企画を担当なされたいそうです。」
「町内会長が花火大会をされたいとおっしゃっていました。」
「明日は新製品についてプレゼンされたいとのことです。」

謙譲語

「やりたい」の謙譲語は「いたしたい」です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す敬語表現であるため「やりたい」のは自分自身になります。

「やりたい」を謙譲語にするには謙譲語の敬語表現「いたす」をつけて「いたしたい」とすることで謙譲語にすることができます。「やりたい」の謙譲語「いたしたい」を用いた例文をあげていきます。

「明日10時からミーティングをいたしたいので会議室にご集合お願いします。」
「新企画はこのようにいたしたいと考えております。」
「これから作業をいたしたいのでご協力お願いします。」

「やりたい」の敬語での使い方

「やりたい」と敬語で表現するときの使い方についてご紹介していきます。ここでは敬語についての基本をまとめ、メールでの使われ方を中心にご紹介していきます。

敬語の種類

「やりたい」の敬語表現のところでも敬語のタイプ別に敬語表現をあげたように敬語の種類には大きく分けて丁寧語、尊敬語、謙譲語の三種類があります。敬語表現をタイプ別にまとめると以下のようになります。

丁寧語は「です、ます、ございます」などを用いて話し手に敬意を示す話し方です。

尊敬語は相手の動作に敬意を示します。相手の動作自体に敬意をはらう敬語表現です。

謙譲語は自分の動作をへりくだって表現することで相手に敬意を示す表現です。自分を下げることで相手を持ち上げます。ですので動作主は必ず自分になります。

使い方

「やりたい」と自分の意志をあまり堅苦しくなく、敬語を用いて表現したい際には「やりたいです」と丁寧語を用いて表現します。また丁寧語は自己主張を強めに「やりたい」と敬語表現する場合や短く端的な敬語で伝えたいときに用います。

尊敬語「なされたい」や「されたい」は自分自身ではなく誰かほかの目上の人が「やりたい」と言っている時に使われ「やりたい」と目上の人が言っていることに対して敬意を示します。

最後に謙譲語「いたしたい」は自分が「やりたい」というときに控えめにより丁寧に自分が「やりたい」ということを表現するときに使われます。

メールでの使い方

「やりたい」の敬語表現はメールではどのように使われるのでしょうか。メールでの使い方を具体例と共にご紹介していきます。

まずは「やりたい」の丁寧語「やりたいです」を用いた例文です。

「今日はパーティーに来てくださってありがとうございました。おかげさまでとても楽しい時間を過ごすことができました。また機会があればやりたいです。その時にはぜひまたお越しください。」

続いて「やりたい」の尊敬語「なされたい」や「されたい」を用いた例文です。

「本日のイベントのお手伝いただきありがとうございました。今回のイベントはとても良かったので社長もまたされたいとおっしゃっておりました。また次回させていただく際にはよろしくお願いします。」

最後に「やりたい」の謙譲語「いたしたい」を用いた例文です。

「お世話になっております。明日は予定どおり会議をいたしたいと存じます。よろしくお願いいたします。」

次のページ:「やりたい」を敬語表現するときの例文

初回公開日:2018年02月28日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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