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「それとも」の敬語表現・それともの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年04月21日

この記事では敬語の中でも見落としてしまいそうな接続語の敬語について説明しています。接続語の中でも「それとも」という敬語をピックアップして説明させていただきました。本文だけではなく、接続語にも正しい敬語を用いて一目置かれる人になりましょう。

話し言葉

「話し言葉」とは話したり聞いたり、音声によって伝えられる言語です。「それとも」と「それとも」の類似表現で紹介してきた中では「なお」「または」「その上」「もしくは」「それか」「あるいは」の全てが話し言葉として使えます。

その他の接続語

「それとも」以外にも順接の「だから」、逆接の「しかし」、理由の「なぜなら」、言い換えの「すなわち」などがよく使われています。これらの言葉の敬語についてもみていきましょう。

だから

「だから」は順接を表します。順接とは前の事がらが原因・理由となり、あとの事がらが結果・結論となることを示します。「だから」は「したがって」「そのため」を使うと敬語表現になります。また、「したがって」「そのため」は書き言葉としても話し言葉としても使えます。

例)遅刻しそうなんです。したがって、急いでください。

しかし

「しかし」は逆接を表します。逆接とは前の事がらから予想される結果とは逆の結果になることを示します。「しかし」はそのまま使いがちですが「しかしながら」と使うといいでしょう。他にも「それにもかかわらず」「とはいうものの」「けれども」「ところが」があります。また、すべて書き言葉としても話し言葉としても使えます。

例)私は猫派です。しかしながら、彼は犬派です。

なぜなら

「なぜなら」は前文に対する説明を表します。前の事がらについての説明を述べる場合に用います。「なぜなら」も「しかし」と同じようにそのまま使いがちですが「なぜならば」を使うといいでしょう。その他にも「というのは」という敬語があります。ことらも書き言葉としても話し言葉としても使えます。

例)自分は部長の意見に賛成です。なぜならば最も現実的なプランだと考えるからです。

すなわち

「すなわち」は言い換えを表す接続語で、前の事がらについて言い換える場合に使います。この他にも「つまり」や「要するに」という言葉もあります。「つまり」や「要するに」を使うよりも「すなわち」を使う方が丁寧な印象を相手に対して与えることが出来ます。「つまり」や「要するに」は話し言葉で「すなわち」は書き言葉としても話し言葉としても使えます。

例)試験科目は5科目、すなわち英語・数学・国語・理科・社会です。

接続語も大事

敬語を使おうと気を付けていると本文にばかり気を取られてしまいがちですが、接続語を敬語にすることもとても大切です。接続語が敬語でなかったために相手に「あれ?」と思われて「敬語が正しく使えない」という印象を与えてしまってはもったいないです。接続語も大事な言葉です。接続語の敬語もきちんと理解して正しく使えるようになりましょう。

初回公開日:2018年03月01日

記載されている内容は2018年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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