「自分の都合」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例
更新日:2024年07月02日
そして「私情」は「しじょう」と読みます。個人的な感情をあらわす言葉です。私情には行動しなければならない用事という意味は一切入っていません。
家庭の事情を表す敬語「家事都合」
家庭の事情を敬語であらわす場合は、「家事都合」を使用しましょう。家事都合には個人の用事や事情ではなく家庭内全般における用事や事情のことを表します。ただし、ビジネスシーンにおいては「家事都合」ではなく「私事都合」や「私用」と言い換える事も可能です。
例えば子供の体調が悪く病院へ連れていくために会社を休む場合「家事都合」も使えますが「私事都合」「私用」どちらを使ってもおかしくありません。なぜなら会社側の立場からすれば、子供の体調が悪くお休みをすることは、あなた個人の自分の都合になるからです。
ただし、急遽のお休みをとる場合「私事都合」を使うよりも「家事都合」を使用したほうがより重みが感じられる場合もありますので「家事都合」を使用するといいでしょう。
ビジネスシーンで使う「自分の都合」の敬語を使いこなそう!
日程調整などで自分の都合を伝えお断りする場合に使用する敬語表現は、都合の頭に「お」や「ご」は付けずに都合が悪いの「悪い」は言葉をかえて「都合がつかない」「都合がつけかねる」を使用しましょう。
相手に対して自分の都合と照らし合わせて日程などを調整してもらう場合に使用する敬語表現は、都合の頭に「ご」を付けて「ご都合はいかがでしょうか」と使用しましょう。
退職願などを書くときの自分の都合の敬語表現では「一身上の都合」を使用することが無難です。
会社をお休みするときや、取引先との日程調整で会社とは別に自分の都合で変更した場合は「私事都合」を使用しましょう。
初回公開日:2018年02月27日
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